白湯スープ、それは原材料を煮込んで作った白く濁ったスープ
ですが、このスープで仕上げた料理は通常、オーク樽を使い、
造った豊潤なボディーを持つ白ワインがとても良く調和します。
両者には共通する要素が複数あるからです。
きめの細かい滑らかな口当たり。ミルキーでトロリとした粘性。
凝縮した旨味(コク)から生まれる甘味。ナッツを連想させる
香ばしさ。と言った具合に。
のヒントある白ワインとの相性はどうなるでしょうか。スープ
に感じるワイルドさ、複雑さにワインが追い付かなくなります。
白ワインには基本的に動物赤身肉をイメージするフレーヴァー
がないからです。
白ワインに合う料理や食べ物に何かを加えた時、何かをチョイ
足しした時、白ワインではなく、ロゼワインや赤ワインが相棒
になる。白ワインで食事をしていた時、ロゼワインや赤ワイン
も飲みたくなった時に使えるテクニックです。
合わせ楽しむのにオーク・フレーヴァーのある白ワインを用意
し、合わせてみました。悪くはありませんが、納得できる調和
ではありませんでした。ビーフのエキスが完璧なマリアージュ
を遠ざけています。
スープを絡めて麺を食べた時の余韻、スープを飲んだ時の余韻
そこにある動物赤身肉を連想させる特有のフレーヴァーは同様
のフレーヴァーを備えたワインを明らかにコールしています。
但し、そのフレーヴァーが初めから終わりまで不変に備わって
いるワインまでは要求していません。あくまでも動物赤身肉の
ヒントを感じる程度で良いのです。白湯スープそのものの味が
中心ですから。
きめの細かい滑らかな口当たりがあり、粘性を感じ、甘味旨味
が備わり、香ばしさのアクセントがある。そして動物赤身肉を
思わせるヒントが広がる。こんなワインが良いでしょう。
楽しむワインがこちら!!サンジョヴェーゼ/Sangioveseと言う
ブドウで造った赤ワインです。シルキーな口当たり、果実味、
タンニン(渋味成分)、木樽由来の要素が融合し、粘性のある
甘味旨味を口中に広げ、余韻に上品な鉄分ぽさ、血合いぽさを
残すワインです。麺神・牛白湯ラーメンのフレーヴァーの口の
中での移ろいにリンクする移ろいのあるワインです。
カップ・ラーメンにだってワインを。両者が奏でる完璧なまで
のマリアージュに心を打たれて下さい。
*Villa Puccini 2019 Toscana
ヴィッラ・プッチーニ2019トスカーナ
飲み頃温度:15~18度。
<まろやかなミディアムボディー>
2,***円
絹の様に滑々したしなやかさを感じる口当たりをしています。
酸味、甘味、苦味、渋味(赤ワインの4大構成要素)の美しい
ハーモニーが優雅に口中を満たします。何一つ突出せず、何も
不足せず、きめの細かいなめらかさに満ちています。
果実味、タンニン(渋味成分)、木樽からの成分が密に融合し、
シットリとした味わい深さ(甘味旨味)を形成し、そこに和み
を感じます。
その様なニュアンスが口に含んだ瞬間から持続しますが、原料
ブドウ(サンジョヴェーゼ)の個性である動物赤身肉を思わせ、
鉄分ぽさ、血合いぽさが仄かに余韻に残り、複雑さある味わい
の深みを更に創り出しています。
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日、15日
支払方法:現金 or PayPay
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒