カツ、それは誰もが知っている大人気の料理です。豚肉や鶏肉
のカツが一般的ですが、牛肉や鮪肉のカツもあります。小麦粉、
溶き卵、パン粉などをまぶし、油で揚げてある事が共通の要素
です。
油分はワインの苦味、渋味成分と融合、調和し、苦味や渋味の
成分を甘味ある旨味に変えます。ですので、揚げ物にワインを
合わせる時、ロゼワインや赤ワインが相棒となります。但し、
揚げ物にレモン果汁をかけたり、ポン酢をかけたりする場合は
含有されている酸味の質を考慮する必要がありますので、相棒
の候補から赤ワインや赤ワイン様の味わいを持つロゼワインは
外れます。赤ワインやその様なロゼワインの酸味はリンゴ酸で
なく、乳酸で、レモン(柑橘果実の酸はリンゴ酸)と牛乳(乳
製品の酸は乳酸)を一緒に口にする様なものですから。
今日、勧めるワインの前提条件はカツをソースで食す。これが
必要です。カツをソースで食すのなら、白ワインや白ワイン的
ロゼワインはパートナーから除外します。既に言及しました様
に酸味の性質を考慮した結果です。
ソースのかかったカツ、あるいはソースかつ(丼)に合わせ、
楽しむワインは赤ワイン的味わいのあるロゼワインか赤ワイン
になります。どんな赤ワインにするのか、それともロゼワイン
にするのか。それは豚なのか、鶏なのか、牛なのか、鮪なのか
を考慮します。そして最後にソースのフレーヴァーを考慮し、
ワインのタイプを決めれば準備OKです。
今回、ワインに合わせ、味わうのは「まぐろソースかつ丼」。
スパイシーさ控えめのソースで味わいを整えてあり、まぐろの
上品なジューシーさと優しい味わいのソースが織り成す和みを
感じる一品です。
まぐろは魚の中でも動物肉に近く、血合いのニュアンスと鉄分
ぽさがあり、生で食すとワイルドな風味もあり、とても味わい
深いのですが、加熱すると白身に変化し、ワイルドさが控えめ
となり、瑞々しさと品位ある甘味旨味を明確に感じる様になり
ます。
かつにした時、その変化と味わいを整えるソースが相棒の候補
を詳細に決めてくれます。血合いぽさ、鉄分ぽさは穏やかに、
そしてソースはスパイシーさが弱く、フルーティーさを優美に
主張する。一体化した時の香味の優しさは、苦味渋味の成分が
控えめで、エレガントな果実味があり、血合いぽさや鉄分ぽさ
が少ないワイン、そう、赤ワインでなく、ロゼワインをコール
するでしょう。
「まぐろソースかつ丼」は、海鮮ダイニング美喜仁館太田店で
To goし、ワインと共に味わいましたが、合うだろうと予測し
用意した赤ワインは強過ぎました。まぐろ肉はやはり加熱され
白身に変わると赤ワインから離れて行きます。
そして白身肉に呼ばれたワイン、この場合は色と色の原則から、
加えて似た者同士は上手く行くの原則から白ワインになります
が、(2つの原則は過去に何度も言及していますので、時間を
見つけ、チェックしてみて下さい。)はソースのフレーヴァー
により白ワインから離れ、そのフレーヴァーとリンクする香味
を備えるワインを相棒に選びます。その相棒ワインがこちら。
*Metier Brut Rose / メティエ、ブリュット・ロゼ
飲み頃温度:8~10度。
<軽く、まろやかな、やや辛口>
3,***円
白ワインに限りなく近いロゼワインです。渋味成分は少なく、
その成分が少ない事で、血合いぽさや鉄分ぽさを僅かしか感じ
ません。
そして炭酸ガスの補足を瓶内での発酵で行う伝統的製法による
スパークリングワインに備わるイースティーな香味が少なく、
フレッシュで、ピュアな果実味が引き立つ酒質はソースが持つ
フルーティーさと融合し、緊密な関係を築きます。
まぐろソースかつとロゼワインが奏でる心を打つマリアージュ
を是非、ご堪能下さい。
WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日、15日
支払方法:現金 or PayPay
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒
2023年の元旦に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
不自由になって3年目になりました。時間の経過は早いです。
色々な治療をしましたが、もう治らないそうです。この麻痺
の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入
で感染症を患う可能性があります。
またこの右顔面麻痺の影響で嚥下障害を起こしていて、感染
し、体調を崩すと誤嚥性肺炎による重篤な状態となる可能性
が大です。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。