前回、言及したワインと料理を組み合わせる際の基本ルール
を知ってさえいれば十分なのですが、あと一歩進められると
日頃の食生活でマリアージュを奏でたい時、かなりの確率で
パーフェクトなそれを創り上げる事ができます。
油分がしっかり備わっている時、食材に豊かな脂肪分が存在
している時、その様な料理の時は色に関係なく、赤ワインが
調和し易い傾向がある。それはワインの渋味成分(タンニン)
は油分、脂肪分と融合し、まろやかな主張となり、甘味旨味
が生まれ、味わいの深みを形成するからです。
例えば真鯛の刺身や平目の縁側の刺身の豊かな旨味は白では
対応し切れず、ワインの旨味成分(タンニン)の存在を要求
します。
油使いの巧みな中国料理はその油分の存在が多くの場合、赤
のタンニンと相乗、融合し、料理の味わい深さ、ワインとの
調和の深度を大いに高めます。
油分、脂肪分の程度にも拠りますが、油分、脂肪分があるの
ならそこにタンニンを寄り添わせる。ロゼワインが良い時も
あるでしょうが、赤ワインと食卓で共演させる。これで更に
一つのコツをゲットしました。
今日、紹介するワインは前回同様、Zinfandel/ジンファンデル
から誕生していますが、ロゼでなく、赤です。この品種から
でき上る赤ワインとしては比較的ライトなタイプです。
ジンファンデルの赤ワインは多くの場合、とても芳醇で豊潤
なのですが、ブドウが育まれた環境(ワインの世界で言う所
のテロワール)で同じ品種でも備える性質が異なり、これを
地味と言いますが、それを反映し、結果、生まれるワインの
酒質が決まります。生育年の気象条件も大きく関与します。
それら全てに影響を受け育まれたジンファンデルがワインと
して地味、テロワールを表現した訳です。
キャンディーやグミ、リキュールや香水の様に華やかに立ち
昇る豊かな香りがあります。これは料理が冷製より温製の方
が良い事を示唆するニュアンスです。
ジューシーな口当たりになめらかさを感じ、シットリとした
しなやかさがあります。これは固形よりも柔らかさがある、
または液体の方が融合しやすい事を教えてくれています。
その様なニュアンスにホットなスパイシーさを添える一筋の
刺激があり、優しさの中にもメリハリがあります。優しさや
和みと引き締まったシャープさの共存です。この様な感覚を
同じ様に持つ料理や食べ物が今日、紹介の赤ワインの相棒と
なります。
*Sula Vineyards 2024 Zinfandel
スラ・ヴィンヤーズ、ジンファンデル
飲み頃温度:15~18度。
<優しさに満ちたミディアムボディー>
2,***円
このワインの超お勧めの相棒:日清ラ王、濃厚背油醤油。
相棒とワインの相性の良さは、スムース&スパイシーが共通
しているからです。麺のしなやかさ、スープのシットリ感、
それらに油分の存在がなめらかさを添えます。そしてスープ
にアクセントを加えるスパイスのホットなニュアンスが両者
の香味の移ろいを同じレール上で進めます。
ワインが濃過ぎず、上品な様もスープの品の良さと同じ波長
で両者が反発し合う要素が見当たりません。パーフェクトと
言えるマリアージュを堪能して下さい。
定休日:毎月7日と15日
*釣り銭不足を防ぐ為、5,000円以下の決済の際の
10,000円札での支払いはご遠慮下さい。
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒
*店内の密回避、接客の際の動線確保の為、
先客が店内にいる際は店外でお待ち下さい。
2023年の元旦に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
不自由になって4年目になりました。時間の経過は早いです。
の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入
で感染症を患う可能性があります。
またこの右顔面麻痺の影響で嚥下障害を起こしていて、感染
し、体調を崩すと誤嚥性肺炎による重篤な状態となる可能性
が大です。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。健康で長く商いが
できる様、ご協力下さい。



















