小布施ワイナリーの白ワインには大別できる2つのタイプが
あります。オーク樽を使って醸造、熟成し、木樽に由来する
芳醇、豊潤なフレーヴァーを身に着けたタイプと原料ブドウ
に由来するナチュラルな酸味とミネラリーさを活かしたノン
オークのタイプです。
前者はChardonnayで造るReserve PriveeやClos de Cacteau
など、後者はChardonnayで造るNon Boiseやその他の品種で
造るNom Indecisなどになります。
オーク・フレーヴァーのある白ワインはクリーム、豆乳や鶏
白湯スープ、バターと相性が良く、オーク・フレーヴァーの
ない白ワインは柑橘果汁との相性に優れています。
それは備わっている酸味の性質の為で、前者の白ワインには
乳酸が、後者のワインにはリンゴ酸が備わっています。乳酸
はミルキーさ故、乳系の要素と相性が良く、リンゴ酸は爽快
さ故、乳系の要素と相性が悪く、例えるならレモンを食べ、
牛乳を飲む様なものですから容易に想像がつくでしょう。
今回、紹介する小布施ワイナリーの2種類の白ワインは乳酸
ではない方のタイプ。だから柑橘果汁とのコラボレーション
をテーマにしました。
ドメーヌ・ソッガ2024ノマンデシ
飲み頃温度:7度。
<軽く、爽やかな辛口>
相性の良い料理:柑橘類の酸味や青みの薬味、ハーブが良く
合う淡白な味わいの料理。
チーズなら、シェーヴル(山羊乳)タイプ。
味わいに硬水を思わせるニュアンスがあり
ます。タコやイカ、貝類など苦味旨味ある
食材を使った料理と好相性です。
非常に似ている酒質ですが、飲み比べると明確な違いがあり
ます。ノマンデシには緑色のイメージ(若葉、若草、ミント、
ライムを思わせる)がありますが、アルバリーニョにはそれ
があまりなく、白色のイメージ(鈴蘭などの白い花、白桃、
幸水梨、花梨を思わせる)が主体になります。
この違いは同じ料理を食べるなら、ノマンデシを飲む時には
青みの要素を料理に加えてあげると良く、青のりやあおさを
加える、刻んだ分葱やパセリを添えるなどして緑のイメージ
を存在させてあげて下さい。
ドメーヌ・ソッガ2024アルバリーニョ
飲み頃温度:7度。
<軽く、爽やかな辛口>
相性の良い料理:柑橘類の酸味や青みの薬味、ハーブが良く
合う淡白な味わいの料理。
チーズなら、シェーヴル(山羊乳)タイプ。
硬水を思わせる苦味ある深みは控えめです。
白身魚の様な苦味旨味の少ない優しい味の
食材を使った料理と好相性です。
是非、味わって下さい。
WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日、15日
支払方法:現金 or PayPay
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒
2023年の元旦に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。
不自由になって3年目になりました。時間の経過は早いです。
色々な治療をしましたが、もう治らないそうです。この麻痺
の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の侵入
で感染症を患う可能性があります。
またこの右顔面麻痺の影響で嚥下障害を起こしていて、感染
し、体調を崩すと誤嚥性肺炎による重篤な状態となる可能性
が大です。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面にて商品に
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。