中でベストはどれ?と聞かれたなら何の躊躇いもなく、これ
だ!!と答えるでしょう。
そのワインはロゼワイン。造り手はバレット/Balletto。当時、
ワインを州外に販売した事がないと言う完全に地元密着型の
ビジネスをしていました。
買おうとホテル近くのスーパーに言った所、特売していた為、
試しに飲んでみるか程度の軽い気持ちで買ったのがバレット
のロゼワインだったのです。
透明瓶でしたから色の美しさは判っていましたが、コルクを
抜いた瞬間に瓶口から立ち昇った高貴な香り、グラスに注ぎ
色と香りをチェックすれば、外観は更に鮮やかに光り輝き、
香りはエレガントさと妖艶さをこれでもかとばかりに広げ、
誘惑して来ます。味わえば、ロゼワインを構成する4大要素
である甘味、酸味、苦味、渋味が調和し、品格のある優雅さ
に満ち溢れていました。真に美のあるワインでした。
帰国後、その感激をまた味わいたい。店のお客様にも同様の
感激を味わって欲しい。その思いでバレットのワインの輸入
をいくつかのインポーターに打診しました。結果、輸入業務
を開始してくれたのが横浜に本社があるアグリです。
以来、彼らが輸入したバレットの10種類のワインを販売して
来ました。勿論、ロゼワインも。しかし、生産サイド、輸入
サイドの商品構成の見直しで消えて行くワインがあり、それ
にロゼワインが該当する事になりました。
2016年に出会ってから8年。遂に日本国内で販売する最終の
在庫のロゼワインが届きました。ヴィンテージは2018。現地
で味わったロゼワインのヴィンテージと異なりますので既に
コメントした酒質とは違います。
どちらが優れていて、どちらが劣っている。そう言う事では
ありません。その違いはヴィンテージ・ヴァリエーションと
言い、原料ブドウが育まれた年の環境に影響を受けたその年
その年の特徴、個性です。
2018ヴィンテージのロゼは恐らく2019年秋~2020年春頃に
商品として現地で流通し始め、国内でのアグリからの供給は
2021年春からでした。
2018ヴィンテージのロゼは一言で言えば、ライトな赤ワイン
を思わせる酒質をしていて、アルコール分の厚みの中に明確
の広がるタンニン(渋味成分)が果実味と調和し、力強さと
優美さを創っていました。(2021年6月のテイスティング)
赤ワインの要素を明確に感じる所から、牛肉のハム、サラミ
のピッツァ、煮穴子などとの相性に優れていました。
それから2年超を経過し、ワインは熟成を経て果実味が落ち
着き、熟成感が増し、根菜類や茸を思わせるフレーヴァーが
出現しました。前出の料理や食べ物に加え、地味豊かな野菜
や茸を使った料理、食べ物が2018ヴィンテージのロゼワイン
の相棒としてワインを支え、ワインを引き立ててくれます。
2018ヴィンテージのこのロゼワインを紹介する準備で色々な
料理や食べ物とペアリングしてみましたが、パーフェクトと
言っても過言ではないマリアージュを創造する相棒を見つけ
ました。紹介のロゼワインを味わう際には是非、その相棒と
共に。
その相棒は「1/2日分の野菜が摂れる上州地粉おきりこみ」。
大根、牛蒡や白菜などがふんだんに使われ、地粉で作った麺
と共に地味をリッチに表現した一品です。
具材や麺との相性の良さも言わずもがなですが、それよりも
汁とロゼワインの相性が筆舌に尽くし難いまでのレヴェルで、
ワインと料理のマリアージュとはこう言う事なんだなと納得
する事でしょう。
国内最終在庫のバレット2018ロゼと7-11おきりこみが奏でる
パーフェクト・マリアージュを是非、堪能して下さい。
ました。紹介のロゼワインを味わう際には是非、その相棒と
共に。
その相棒は「1/2日分の野菜が摂れる上州地粉おきりこみ」。
大根、牛蒡や白菜などがふんだんに使われ、地粉で作った麺
と共に地味をリッチに表現した一品です。
具材や麺との相性の良さも言わずもがなですが、それよりも
汁とロゼワインの相性が筆舌に尽くし難いまでのレヴェルで、
ワインと料理のマリアージュとはこう言う事なんだなと納得
する事でしょう。
国内最終在庫のバレット2018ロゼと7-11おきりこみが奏でる
パーフェクト・マリアージュを是非、堪能して下さい。
バレット2018ロゼ・オブ・ピノ・ノワ
相性の良い料理:僅かな脂肪分を含む素材、オリーヴオイル
やバターを使用した料理。
チーズなら、ゴーダ。
飲み頃温度:11~14度。
3,***円
ワインの案内を見たと申告して下さい。その時の特別価格に
なります。