2023年12月21日木曜日

ナチュラルさの極み

ワインを味わった時、そう多くはありませんが、身体に染み
入る様なしなやかさを感じる事があります。綿あめが口中で
溶け消える様な感覚と言えばイメージしてもらえるでしょう。
そんな感覚を先日はSogga Pere et Fils Sparking Wine Rose
で感じましたが、今度はイタリアからやって来たスプマンテ
/Spumante(発泡性ワイン)に感じました。
そのスプマンテは北イタリア産。ローカル品種のリボッラ・
ジャッラ/Ribolla Giallaを主体に造り、色鮮やかなレモンを
思い浮かべる色調をしています。
リボッラ・ジャッラから誕生する白ワインは時にトロピカル
なフレーヴァーに満ちたリッチな酒質になりますが、多くの
場合、清涼感に満ちた香り、酸味とミネラリーさのシャープ
なハーモニー、快活なフレッシュさある酒質になります。
今日、紹介のスプマンテは後者のタイプとなり、外観、香り、
味わいの全てがクリスタルの様に澄み渡り、清らかな美しさ
に和みを感じます。

*Bonny 2021 Brut / ボンニ2021ブリュット
相性の良い料理:素材の持つ優しい甘味を活かした軽やかな
        味わいの料理。
        チーズなら、モッツァレッラ。
飲み頃温度:8~10度。
<和みと爽やかさが共存したやや辛口>
1,***円




ボンニ21ブリュットのナチュラルさに優しく寄り添うお勧め
の相棒がこちら。

・チキンスープ
 鶏肉を水炊きし、旨味が十分にスープに出た所で塩で味を
 整える。こんな感じに仕上げ、鶏肉に由来する優しい甘味
 が備わったスープと好相性です。




・ももハム
 ボンニに合わせ楽しむ為に市場に流通していると言っても
 過言ではない「米久のももハム」。豚肉に由来するピュア
 な甘味旨味をシットリ感じます。是非、見つけ、ボンニと
 ペアリングし、至福のマリアージュを楽しんで下さい。




・蕪蒸し
 料理好きなら是非、「甘鯛の蕪蒸し」を作って、ボンニに
 合わせ、両者が奏でるマリアージュを堪能して下さい。
 画像は汁の味わいを整えるのに醤油を使っていますが、塩
 だけで整えた方がより良くワインに寄り添います。もし、
 醤油を使うのであれば、汁の色付け程度に使う方がベター
 です。蕪は新鮮で、ナチュラルな甘味を十分に感じるもの
 を使えば、パーフェクトにマリアージュする蕪蒸しになる
 でしょう。




WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日、15日
支払方法:現金 or PayPay
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒

元旦の朝に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。この
麻痺の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の
侵入により感染症を患う可能性があります。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面でワインに
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。