と言いますが、その呼び名はそれぞれの国、言語で異なり、
フランスではヴァン・ムスー/Vin Mousseux(Vinはワイン
Mousseuxは泡で、泡のワイン、よって発泡性ワインの意)
で、その代表格はシャンパーニュです。
ホリデー・シーズン向け7つ目に紹介する発泡性ワインは、
フランスのブルゴーニュ地方のヴァン・ムスー、クレマン
・ドゥ・ブルゴーニュ/Cremant de Bourgogneです。
CremantはMouseeuxとほぼ同義のフランス語で、発泡性
の、あるいは発泡性ワインそのものを意味する単語です。
ブルゴーニュ地方の発泡性ワイン、それがクレマン・ドゥ
・ブルゴーニュです。
シャンパーニュに比して他の発泡性ワインを格下と見なす
向きがありますが、その見方は間違いです。フランスでは
ワインは産地がワイン名になり、原産地呼称と言います。
シャンパーニュはシャンパーニュ地方で造られるからそう
呼ばれるのであって、有名なシャンパーニュの造り手が他
の産地で発泡性ワイン(ヴァン・ムスー)を造ったなら、
それはシャンパーニュではなく、例えばブルゴーニュ地方
の発泡性ワインなら、ブルゴーニュ地方のヴァン・ムスー
の原産地呼称であるクレマン・ドゥ・ブルゴーニュになる
のです。つまり、そこには品質の優劣はなく、単に産地の
違いがあるのみです。
では、シャンパーニュは高価でしょう?他の発泡性ワイン
より高品質だからじゃないの?と聞かれそうです。多くの
シャンパーニュは10,000円程で、殆どのクレマン・ドゥ・
ブルゴーニュは5,000円程です。この価格の差は何か?
シャンパーニュもクレマン・ドゥ・ブルゴーニュも厳格な
ワイン法により全ての事が規定されています。例えば商品
として市場に出されるまでの規定なら、瓶内で炭酸ガスを
捕捉する発酵を行い、その後、瓶熟成をさせるのですが、
シャンパーニュは3年、クレマンなどのヴァン・ムスーは
8カ月を要します。
実際、シャンパーニュは5年間程、ヴァン・ムスーは2~
3年間程の熟成を経てから商品化されます。この熟成期間
の長短、その間に発生するコストの多少が価格に反映され
シャンパーニュとヴァン・ムスーとの価格差が発生します。
シャンパーニュが高価なのは瓶内発酵後の瓶熟成が長く、
商品になるまでに時間がかかり、高コストが発生している
から、ハッキリ言えば只それだけの理由です。
から、ハッキリ言えば只それだけの理由です。
使い道に困るくらいの金持ちならシャンパーニュを飲めば
良く、高品質で、高コスト・フォーマンスの発泡性ワイン
を大金を使わずに飲みたいのなら、シャンパーニュ以外を
飲めば良い。そう考えれば良いでしょう。
良く、高品質で、高コスト・フォーマンスの発泡性ワイン
を大金を使わずに飲みたいのなら、シャンパーニュ以外を
飲めば良い。そう考えれば良いでしょう。
*Chanzy Cremant de Bourgogne Brut
シャンジー、クレマン・ドゥ・ブルゴーニュ、ブリュット
相性の良い料理:わずかな脂肪分を含む素材、 オリーヴ・
オイルやバターを使用した料理。
チーズなら、ゴーダ。
飲み頃温度:11~14度。
<爽快、リフレッシングな辛口>
シャンジー、クレマン・ドゥ・ブルゴーニュ、ブリュット
相性の良い料理:わずかな脂肪分を含む素材、 オリーヴ・
オイルやバターを使用した料理。
チーズなら、ゴーダ。
飲み頃温度:11~14度。
<爽快、リフレッシングな辛口>
4,***円
一点の曇りもないクリーンさ、清々しさ、涼しさを感じ、
力強く、シャープなミネラリーさが硬水の様に太く広がり
ます。甘味を排した極辛口のテイストは味わう度に口中を
リセットしてくれます。この様なタイプのスパークリング
は生ものの盛り合わせ(刺身、寿司)のある食卓で大活躍
します。何かを食べ、ワインを飲めば口中がリフレッシュ。
前に食べたものの香味を断ち切ってくれます。
一点の曇りもないクリーンさ、清々しさ、涼しさを感じ、
力強く、シャープなミネラリーさが硬水の様に太く広がり
ます。甘味を排した極辛口のテイストは味わう度に口中を
リセットしてくれます。この様なタイプのスパークリング
は生ものの盛り合わせ(刺身、寿司)のある食卓で大活躍
します。何かを食べ、ワインを飲めば口中がリフレッシュ。
前に食べたものの香味を断ち切ってくれます。
寿司、刺身の盛り合わせも相棒としてOKですが、硬水様の
フレーヴァーから生まれるナッツを思わせるニュアンスが
フレーヴァーから生まれるナッツを思わせるニュアンスが
あり、「鶏肉とカシューナッツの塩炒め」とは好相性です
し、ワインの豊かなミネラリーさは今が旬の「生カキ」と
完璧なマリアージュを奏でます。カキはそのままで、もし
何かを添えるのならレモンやスダチの果汁だけにするのが
良いでしょう。
完璧なマリアージュを奏でます。カキはそのままで、もし
何かを添えるのならレモンやスダチの果汁だけにするのが
良いでしょう。
そしてカジュアルに行くのなら「味海鮮」。かに、えび、
いか、かつおの4種の味が混在するこのスナック。寿司や
刺身の盛り合わせに対応するのと同じ考えでOKです。
いか、かつおの4種の味が混在するこのスナック。寿司や
刺身の盛り合わせに対応するのと同じ考えでOKです。
WINE HOUSE
開店時間:14時~19時
定休日:毎月7日、15日
支払方法:現金 or PayPay
入店時のルール:マスクの正しい着用、手の消毒
元旦の朝に発症した右顔面麻痺が未だに治癒しません。この
麻痺の為、右目が閉じず異物が混入し易い状態です。飛沫の
侵入により感染症を患う可能性があります。
ご存じの方が多いとは思いますが、当店では対面でワインに
関する様々な説明をします。その際、飛沫をブロックする為
どなたにもマスクの着用をし、飛沫拡散を防止して頂く事に
していますので、宜しくお願い致します。