opaque（オーペイク）。真にそうです。この単語は他でも
なく、このワインの為にある様なものです。ワインを通して
向こう側が見えません。黒い色調さえ感じる深紅です。もう
飲まなくても、豊潤な香りと味わいを持ったワインだと判り
ます。画像の黒枠内のワインの様な感じです。
カベルネ・ソーヴィニョンで、この品種を単一で造りました。
予想した通り、モカコーヒー、チョコレートを思わせる香り
を明確に感じます。そこに赤ではなく、黒い色をした果実の
コンポートを思わせるリッチな香りも感じます。クロスグリ
（カシス）やブラックベリーをイメージします。
口に含めば、やはり予想に違わず、トロリとした粘性があり、
ふくよかなふくらみ（ボディー）を感じます。まるでココア
やチョコレート・ドリンクを味わっているかの様な錯覚さえ
起こります。飲むチョコレートと表現しても大袈裟ではない
でしょう。
なフレーヴァーのあるチョコレートケーキの相棒となります。
欧米では果実味が豊かで濃厚、オーク樽の風味（コーヒーや
チョコレートのヒント）が明確に備わった赤ワインを食後に
カカオの風味が豊かなチョコレートと合わせ楽しむのが定番
となっています。甘口のデザート・ワイン（ルビー・ポート
・ワインの様な）ではなく、食中に活躍する甘口ワインでは
ない赤ワインと一緒にです。
チョコレートとそんな赤ワインのマリアージュを未体験の方、
そのマリアージュを初体験するのに相応しいチャンスの到来
です。この機会に新たなワインの世界を切り拓いて下さい。
ワインの多様性には無限の可能性があります。
ラ・カッライア2021カベルネ・ソーヴィニョン
飲み頃温度：19度。
＜温かく、柔和な厚みのあるフルボディー＞
1,**0円
菓子とではなく、料理と一緒に楽しむのなら「牛すき焼き」
が一番のお勧め。割り下をいつもより甘めにし、食材の旨味
をシッカリ割り下に移し、その割り下を具材に絡め、玉子を
タップリつけて食べ、直ぐさまラ・カッライアのカベルネ・
ソーヴィニョンを口中へ。チョコレート同様、トロリとした
割り下、トロトロの黄身との相性に優れているこの赤ワイン。
両者が織り成すハーモニー、その完璧と言っても過言でない
マリアージュも是非、お楽しみ下さい。
WINE HOUSE
開店時間：14時～19時
定休日：毎月7日（1月7日は休業しません。）
代金決済：現金 or PayPay
年末年始はいつも通り無休で商い致します。
