言えば当然なのですが、その生産者が造り出す白ワインの凄さ
にはいつも驚かされ、心を打たれます。
その生産者はJidvei/ジドヴェイ。ルーマニアのほぼ中央に位置
するジドヴェイと言う村が本拠地で、ワイン造り、販売だけで
なく、慈善事業にも熱心に取り組んでいます。
ジドヴェイ(造り手の)はEUとの共同プロモーションで人生初
のルーマニア滞在を実現してくれ、ジドヴェイ(ワイン生産地
の)だけでなく、ルーマニア・ワインへの造詣を大いに深める
チャンスを与えてくれました。
だからと言って、ジドヴェイのワインを贔屓目に捉えている事
は一切ありません。お世話になった事と彼らのワインを感じる
事とは全く別の事。ワインをチェックする時、余計な感情移入
は絶対にしない。テイスティングとはそう言うものです。
それでも尚、彼らが造り出した白ワイン(ロゼワインも)の質
の高さは驚嘆に値し、今まで世界各国のワイナリーを数千か所
も訪ねて来ましたが、ジドヴェイは世界10傑に確実に入ります。
チャンスを与えてくれました。
だからと言って、ジドヴェイのワインを贔屓目に捉えている事
は一切ありません。お世話になった事と彼らのワインを感じる
事とは全く別の事。ワインをチェックする時、余計な感情移入
は絶対にしない。テイスティングとはそう言うものです。
それでも尚、彼らが造り出した白ワイン(ロゼワインも)の質
の高さは驚嘆に値し、今まで世界各国のワイナリーを数千か所
も訪ねて来ましたが、ジドヴェイは世界10傑に確実に入ります。
しかも価格がリーズナブル、抜群のコスト・パフォーマンス。
それを考えたら、トップ3に間違いなく入るでしょう。
そんな白ワインを味わって頂き、あなたにもその凄さを実際に
感じて欲しい。その一心でジドヴェイの2種類のワインを紹介
します。
ジドヴェイはルーマニア原産のブドウだけでなく、他国にその
オリジンがある国際品種も自社畑で栽培し、そこで収穫された
ブドウでもワイン造りを行っています。
今日はルーマニアにオリジンがある品種でなく、国際品種から
誕生した白ワインを敢えて紹介します。その品種はSauvignon
Blanc/ソーヴィニョン・ブランとPinot Gris/ピノ・グリ。この
2つの品種は決して珍しい品種ではありませんので、それらから
誕生したワインを飲んだ事があるよと言う人が多くいると推測
します。
だからこそ、その2つの品種のワインを紹介します。フランス、
イタリア、ニュー・ジーランドを始め、様々な国で栽培され、
ワインになっているそれら2つの品種。今までに味わった経験
に比較し、ルーマニアのワインを味わえる。そして、チャンス
があるなら、是非、フランスやイタリアと言ったワイン伝統国
の同じ品種のワインと同時に比較し、ルーマニア産のワインの
凄さを実感して欲しいと思います。
それを考えたら、トップ3に間違いなく入るでしょう。
そんな白ワインを味わって頂き、あなたにもその凄さを実際に
感じて欲しい。その一心でジドヴェイの2種類のワインを紹介
します。
ジドヴェイはルーマニア原産のブドウだけでなく、他国にその
オリジンがある国際品種も自社畑で栽培し、そこで収穫された
ブドウでもワイン造りを行っています。
今日はルーマニアにオリジンがある品種でなく、国際品種から
誕生した白ワインを敢えて紹介します。その品種はSauvignon
Blanc/ソーヴィニョン・ブランとPinot Gris/ピノ・グリ。この
2つの品種は決して珍しい品種ではありませんので、それらから
誕生したワインを飲んだ事があるよと言う人が多くいると推測
します。
だからこそ、その2つの品種のワインを紹介します。フランス、
イタリア、ニュー・ジーランドを始め、様々な国で栽培され、
ワインになっているそれら2つの品種。今までに味わった経験
に比較し、ルーマニアのワインを味わえる。そして、チャンス
があるなら、是非、フランスやイタリアと言ったワイン伝統国
の同じ品種のワインと同時に比較し、ルーマニア産のワインの
凄さを実感して欲しいと思います。
*Jidvei 2021 Sauvignon Blanc
ジドヴェイ2021ソーヴィニョン・ブラン
相性の良い料理:柑橘類の酸味や青みの薬味、ハーブが良く合う
淡白な味わいの料理。
チーズなら、シェーヴル(山羊乳)タイプ。
飲み頃温度:7度。
<軽く、爽やかな、やや辛口>
1,**0円
ジドヴェイ2021ソーヴィニョン・ブラン
相性の良い料理:柑橘類の酸味や青みの薬味、ハーブが良く合う
淡白な味わいの料理。
チーズなら、シェーヴル(山羊乳)タイプ。
飲み頃温度:7度。
<軽く、爽やかな、やや辛口>
1,**0円
複数の料理、食べ物とのペアリングを踏まえて特にお勧めしたい
このワインの相棒は、「しらす海苔せんべい」です。
ソーヴィニョン・ブランのワインは白のイメージと緑のイメージ
の2つのタイプに大別できます。白のイメージとは、白い果肉の
果実を思わせるフレーヴァー、白い花を思わせる香りがあり、緑
このワインの相棒は、「しらす海苔せんべい」です。
ソーヴィニョン・ブランのワインは白のイメージと緑のイメージ
の2つのタイプに大別できます。白のイメージとは、白い果肉の
果実を思わせるフレーヴァー、白い花を思わせる香りがあり、緑
のイメージとは、若葉や若草、フレッシュなハーブや緑黄色野菜
を思わせる香りが備わっている事を意味しています。
ソーヴィニョン・ブランのワインはそのどちらかのイメージしか
ない事もありますが、通常は白のイメージ>緑のイメージ、緑の
イメージ>白のイメージと言った感じにどちらかのイメージが他
に勝っている事がほとんどです。
今日紹介のジドヴェイのソーヴィニョン・ブランのワインは白の
イメージ>緑のイメージ(僅かですが白が上回る)のタイプの方
になり、料理や食べ物に緑をイメージできる要素のアクセントが
あると調和がとれます。
また、ソーヴィニョン・ブランのワインの最大の特徴は白、緑の
イメージに関わらず、心地の良い苦味があり、それは硬水の様で
あったり、小魚、根野菜、砂肝などの食材の味わいに通じる感じ
のものであったりします。
それらが「しらす」、「海苔」とリンクする訳です。心地の良い
苦味、ミネラリーさが「しらす」と緑色のイメージが「海苔」と
調和するのです。
このせんべいは静岡の名物ですので、群馬では滅多に買えません
が、ベイシア太田モールで時々、売っていますので、見かけた際
には是非、購入し、当店でジドヴェイのソーヴィニョン・ブラン
をゲットし、その筆舌に尽くし難いマリアージュをご堪能下さい。
を思わせる香りが備わっている事を意味しています。
ソーヴィニョン・ブランのワインはそのどちらかのイメージしか
ない事もありますが、通常は白のイメージ>緑のイメージ、緑の
イメージ>白のイメージと言った感じにどちらかのイメージが他
に勝っている事がほとんどです。
今日紹介のジドヴェイのソーヴィニョン・ブランのワインは白の
イメージ>緑のイメージ(僅かですが白が上回る)のタイプの方
になり、料理や食べ物に緑をイメージできる要素のアクセントが
あると調和がとれます。
また、ソーヴィニョン・ブランのワインの最大の特徴は白、緑の
イメージに関わらず、心地の良い苦味があり、それは硬水の様で
あったり、小魚、根野菜、砂肝などの食材の味わいに通じる感じ
のものであったりします。
それらが「しらす」、「海苔」とリンクする訳です。心地の良い
苦味、ミネラリーさが「しらす」と緑色のイメージが「海苔」と
調和するのです。
このせんべいは静岡の名物ですので、群馬では滅多に買えません
が、ベイシア太田モールで時々、売っていますので、見かけた際
には是非、購入し、当店でジドヴェイのソーヴィニョン・ブラン
をゲットし、その筆舌に尽くし難いマリアージュをご堪能下さい。
ジドヴェイ2021ピノ・グリ
相性の良い料理:わずかな脂肪分を含む素材、オリーヴオイル
やバターを使った料理。
チーズなら、ゴーダ。
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある、やや辛口>
1,**0円
複数の料理、食べ物とのペアリングを踏まえて特にお勧めしたい
このワインの相棒は、「ねぎ塩鶏丼@吉野家」です。
ピノ・グリのワインには様々なスタイルがありますが、果実味の
リッチさ、華やかさ、ブドウ由来の苦味のアクセントを核とした
骨太なミネラリーさの味わいの広がり、ピーナッツの香ばしさを
思わせるフレーヴァーが共通項として備わっています。
塩だれの華やかさがワインの華やかな果実味と、長ネギと玉ねぎ
のミネラリーさがワインの骨太なミネラリーさと、ゴマと焼いた
鶏肉のナッティーな香ばしさがワインのナッツを連想させる香り
と調和します。
焼いた鶏肉、特に鶏皮は加熱するとピーナッツを思わせる香りを
発出します。鶏肉が主の時(例えば串焼き)の場合ならば、木樽
を用いて造った白ワイン(木樽から抽出され、ワインに備わった
フレーヴァーが明確にナッツを思わせます)がベターです。今回
は塩だれ、ねぎの存在が木樽の要素を備えた白ワインまでは呼び
寄せません。ですので、木樽のヒントない、ナッティーなワイン
でOKなのです。
このワインの相棒は、「ねぎ塩鶏丼@吉野家」です。
ピノ・グリのワインには様々なスタイルがありますが、果実味の
リッチさ、華やかさ、ブドウ由来の苦味のアクセントを核とした
骨太なミネラリーさの味わいの広がり、ピーナッツの香ばしさを
思わせるフレーヴァーが共通項として備わっています。
塩だれの華やかさがワインの華やかな果実味と、長ネギと玉ねぎ
のミネラリーさがワインの骨太なミネラリーさと、ゴマと焼いた
鶏肉のナッティーな香ばしさがワインのナッツを連想させる香り
と調和します。
焼いた鶏肉、特に鶏皮は加熱するとピーナッツを思わせる香りを
発出します。鶏肉が主の時(例えば串焼き)の場合ならば、木樽
を用いて造った白ワイン(木樽から抽出され、ワインに備わった
フレーヴァーが明確にナッツを思わせます)がベターです。今回
は塩だれ、ねぎの存在が木樽の要素を備えた白ワインまでは呼び
寄せません。ですので、木樽のヒントない、ナッティーなワイン
でOKなのです。
