2022年4月4日月曜日

Rose in the air.

桜は満開。新年度が始まり、引き続きパンデミックではあります
が、明るい気持ちでバラ色の人生を謳歌している事と存じます。
ロゼ・カラー(ピンク)と言えば、なぜかハッピーなイメージが
湧いて来ます。桜の花、ロゼ・ワイン。そして生ハム(少し強引
か?でもロゼ・カラーに見えるでしょう?)。今、真にそれらを
楽しむタイムリーな頃。生ハムとロゼ・ワインを持って桜花見に
行きませんか?



肉には赤、魚には白と、今でも頑なにそう思っている人、それを
実践している人がいますが、ハッキリ助言します。そんなアホな
事は今すぐ止めなさいと。
他の事は後で言及しますが、生ハムに関しては、白なのか、ロゼ
なのか、赤なのかより、ワインにリッチな果実味があるのかない
のかが先ず問題となります。




果実味がリッチであるとは、果実を思わせるフレーヴァーが凝縮
していて、それが生の果実を思わせるのではなく、コンポートや
ジャムなどをイメージできるほどの状態である事を指しています。
その様な状態の時のフルーツ・フレーヴァーには甘いニュアンス
があり、それは決して甘口である事を意味しているのではなく、
甘い香り、甘味を感じると言った意味で、その甘いニュアンスが
生ハムの塩気とバッティングし、調和するのです。
それは真に生ハムとメロン、生ハムとイチジク、そして、あまり
している人がいないかもしれませんが、お勧めのペアリングで実
に良く合う生ハムとブルーベリー、生ハムとパインが創り上げる
マリアージュを果実の代わりにワインで完成させるのです。
その大役を担うのはこのワインです。イタリア南部、プーリャ州
が原産地で、ネグロアマーロ/Negroamaroと言うやはり南部地域
が原産地のブドウを主体に造られています。
イタリア南部地方は陽光が豊富で、海からの影響で寒暖差があり、
ブドウが十分に完熟し、同時に明確なフルーツ・フレーヴァーを
備えます。その様なブドウから誕生するワインですから、香味の
豊かな酒質になる訳です。
今日紹介のロゼ・ワインも例外ではなく、アセロラやラズベリー
のキャンディーやグミ、コンポートをイメージするフレーヴァー
があり、そのフレーヴァーが核となり、まろやかさ、華やかさ、
チャーミングさを感じるやや辛口のテイストに仕上がっています。
このロゼ・ワインをテイスティングした瞬間、一緒に楽しむなら
マイスター佐藤@フローエス・ゲグルンツェの生ハムしかないと。
ロゼ・ワイン、ロゼ・カラー、春の彩(桜)を今、堪能しないで
いつするの?今、タイムリーな楽しみを味わって下さい。
マイスター佐藤@フローエス・ゲグルンツェの生ハムを手に入れ
次は当店で生ハムにパーフェクト・マッチのロゼ・ワインを購入。
後はお気に入りの花見スポットへ。完璧過ぎる今頃の過ごし方と
思います。



*Le Pozzelle 2019 Salice Salentino Rosa
 レ・ポッゼッレ2019サリーチェ・サレンティーノ・ローザ
飲み頃温度:8~10度。
<チャーミングなフルーティーさあるやや辛口>
2,200円