桜は満開。新年度が始まり、引き続きパンデミックではあります
が、明るい気持ちでバラ色の人生を謳歌している事と存じます。
ロゼ・カラー(ピンク)と言えば、なぜかハッピーなイメージが
湧いて来ます。桜の花、ロゼ・ワイン。そして生ハム(少し強引
か?でもロゼ・カラーに見えるでしょう?)。今、真にそれらを
楽しむタイムリーな頃。生ハムとロゼ・ワインを持って桜花見に
行きませんか?
肉には赤、魚には白と、今でも頑なにそう思っている人、それを
実践している人がいますが、ハッキリ助言します。そんなアホな
事は今すぐ止めなさいと。
他の事は後で言及しますが、生ハムに関しては、白なのか、ロゼ
なのか、赤なのかより、ワインにリッチな果実味があるのかない
のかが先ず問題となります。
果実味がリッチであるとは、果実を思わせるフレーヴァーが凝縮
していて、それが生の果実を思わせるのではなく、コンポートや
ジャムなどをイメージできるほどの状態である事を指しています。
その様な状態の時のフルーツ・フレーヴァーには甘いニュアンス
があり、それは決して甘口である事を意味しているのではなく、
甘い香り、甘味を感じると言った意味で、その甘いニュアンスが
生ハムの塩気とバッティングし、調和するのです。
それは真に生ハムとメロン、生ハムとイチジク、そして、あまり
している人がいないかもしれませんが、お勧めのペアリングで実
に良く合う生ハムとブルーベリー、生ハムとパインが創り上げる
マリアージュを果実の代わりにワインで完成させるのです。
その大役を担うのはこのワインです。イタリア南部、プーリャ州
が原産地で、ネグロアマーロ/Negroamaroと言うやはり南部地域
が原産地のブドウを主体に造られています。
イタリア南部地方は陽光が豊富で、海からの影響で寒暖差があり、
ブドウが十分に完熟し、同時に明確なフルーツ・フレーヴァーを
備えます。その様なブドウから誕生するワインですから、香味の
豊かな酒質になる訳です。
今日紹介のロゼ・ワインも例外ではなく、アセロラやラズベリー
のキャンディーやグミ、コンポートをイメージするフレーヴァー
があり、そのフレーヴァーが核となり、まろやかさ、華やかさ、
チャーミングさを感じるやや辛口のテイストに仕上がっています。
このロゼ・ワインをテイスティングした瞬間、一緒に楽しむなら
マイスター佐藤@フローエス・ゲグルンツェの生ハムしかないと。
ロゼ・ワイン、ロゼ・カラー、春の彩(桜)を今、堪能しないで
いつするの?今、タイムリーな楽しみを味わって下さい。
マイスター佐藤@フローエス・ゲグルンツェの生ハムを手に入れ
次は当店で生ハムにパーフェクト・マッチのロゼ・ワインを購入。
後はお気に入りの花見スポットへ。完璧過ぎる今頃の過ごし方と
思います。
*Le Pozzelle 2019 Salice Salentino Rosa
レ・ポッゼッレ2019サリーチェ・サレンティーノ・ローザ
飲み頃温度:8~10度。
<チャーミングなフルーティーさあるやや辛口>
2,200円