2022年4月2日土曜日

中華料理を食べるのなら

日本料理、中華料理、伊太利亜料理、仏蘭西料理。他にも様々
な料理がありますが、4大メジャー料理と言えばそれらになる
のではないでしょうか。
伊太利亜料理や仏蘭西料理を食べる時に合わせ楽しむ飲み物は
ワインが一般的でしょうが、実は中華料理を食べる時にも同様
にワインを合わせ楽しめます。
chaofan/チャーオファン(炒飯/チャーハン)、guotier/グゥオ
-ティエ(焼餃子/焼ぎょうざ)にも、Beijing kaoya/ペェイジン
・カーオヤ(北京烤鴨/北京ダック)にも実に良くワインが合い
ます。
多様な中華料理ですから、ワインとの組み合わせは無限ですが、
赤ワインと相性の良い料理が比較的多く、それは中華料理なら
ではの調味料の存在と油の上手な使い方に起因しています。
特にどの料理にもふんだんに使われ、出来上がった料理の味を
構成している油の存在は、料理の味わいと赤ワインの渋味旨味
成分(タンニン)を繋ぐ役割を果たしています。
これから食べる中華料理にどのワインを合わせるか迷ったなら、
赤ワインを。これはベターな選択と言えます。但し、料理の味
の強さ、深みに応じてタンニンの含有量は考慮する必要があり
グゥオティエやペェイジン・カーオヤならタンニンがシッカリ
ある赤ワイン、チャーオファンならタンニンの少ない赤ワイン
と言った感じに。





今、Hotto Mottoが期間限定で販売中のhuiguorou/フゥエイ-
グゥオジョウ(回鍋肉/ホイコウロウ)にベスト・マッチする
赤ワインを紹介したいと思います。
ホイコウロウに赤ワインを合わせる時、その味わいとピーマン
の存在に注目する事でより良く調和する赤ワインを選び出す事
が可能となります。
赤味噌をベースとし、オイリーな口当たりのタレ。ピーマンの
青味のニュアンス。それらと同系の要素を備えた赤ワインなら
申し分なく、ホイコウロウの味わいの豊かさを考え、タンニン
が十分備わった赤ワインがベスト・チョイスとなります。
木樽で十分熟成され、香味が洗練された赤ワインは、木樽由来
の粘性ある成分が備えています。また、木樽内で酸化熟成した
事で赤味噌にもあるソトロンと言う成分を備えました。この様
にホイコウロウの味わいと同系です。
そしてCabernet Sauvignon/カベルネ・ソーヴィニョンと言う
品種で造られた赤ワインには深い緑色の野菜、特にピーマンを
イメージするフレーヴァーがあり、ピーマンの存在があるなら
その時は迷わずカベルネ・ソーヴィニョンと思ってOKです。
オイリーなテイストがあり、タンニンが十分備わり、深い緑色
の野菜や植物を連想させる酒質で、しかも超お手頃価格なのに
その品質は驚くべき。そんな赤ワインがこちら!!



*La Carraia 2019 Cabernet Sauvingon
 ラ・カッライア2019カベルネ・ソーヴィニョン

飲み頃温度:19度。
<ファットさ、オイリーさあるフルボディー>
1,870円
回鍋肉と奏でる至福のマリアージュを是非、お楽しみ下さい。