2022年3月29日火曜日

これは日本酒なのかリキュールなのか。

今頃の楽しみ。桜、Sake、そして、生ハム。いつでも楽しめる
のもそれはそれで良い事ですが、やはり季節限定、期間限定で
楽しむものは、それへの向き合い方、心構えが全く異なります。
Sake@小布施ワイナリーが小休止の3月下旬から4月上旬の間、
マイスター佐藤の生ハムに合わせ楽しむ日本酒はないものかと
探していた所、年に1回の出荷と言う事で昨年の内に予約して
おいた生原酒が届きました。
早速、テイスティングしてみると、その酒質は未体験ゾーンに。
まるで白桃、あるいはラ・フランスのリキュールの様。こんな
日本酒、今までにあった?とても衝撃的です。知っている様で
知らない事はまだまだあります。
そんな酒質ですから、そのフレーヴァーを活かし、フルーツと
生ハム宜しく、フルーツ・リキュールの様な日本酒と生ハムの
マリアージュが完成するに違いないと推測し、太田市八幡町の
フローエス・ゲグルンツェへ。



どうせペアリングさせるのなら、生ハムだけでは寂しいので他
のハムともと思い、最もシットリとした味わいであるリオナも
購入、毎週土曜の夜のルーティーン、日本酒orワインと生ハム
そして今回はリオナとのマリアージュも創造してみました。
肉の加工品(ハム、ソーセージ)、もちろん全てではないです
が、の塩気と糖度が高い果実(特にブルー・ベリー、パイン、
リンゴ)は実に良く調和し、お互いのフレーヴァーを引き立て
合います。
それを果実味がリッチに備わっている日本酒、ワインで再現、
同様のマリアージュを創り上げる訳です。フルーティー過ぎて
料理との相性に難があるくらい豊かなフルーツ・フレーヴァー
がある日本酒、ワインがハム、ソーセージとのマリアージュの
完成にはマストです。
本日、紹介する純米吟醸・生原酒はマイスター佐藤の生ハム、
そしてリオナと完全無欠のマリアージュを創造してくれます。
ここまでパーフェクトなのはIL Y A 100 ANS 2021BY以来で、
と言うよりIl Y A 100 ANS 2021BYと今日紹介の純米吟醸・
生原酒の2回のみでとてもレアな事です。




白桃やラ・フランスのリキュールの様な日本酒とマイスターの
生ハム、リオナとのパーフェクト・マリアージュを是非、自身
の味覚、嗅覚、触覚で感じ取ってみて下さい。
*白滴・純米吟醸・生原酒720㎖
飲み頃温度:8~10度。
<果実味リッチなやや辛口>
2,200円
開栓日当日よりも、2日目の方が。2日目よりも、3日目の方
がフルーツ・フレーヴァーがより明確になります。マイスター
佐藤の生ハムに合わせるのなら、2日目に、可能なら3日目が
お勧めです。