ワインは色を楽しんで、香りを楽しんで、そして味を楽しんで。
アルコール飲料は色々ありますが、それら3つを楽しみつつ飲む
アルコール飲料は他にはないかもしれません。
1人でシットリと味わうのも良し、(仲間とワイワイ楽しむのも
良し←但し、今は避けた方が良いでしょう。)、厳かな雰囲気の
中、落ち着いて穏やかに味わうのも良し、様々なTPOでワインを
楽しめます。
そしてワインを味わうと心が和み、なぜかハッピーな気分になり
ます。ワインを当て字で和飲などと記するのもそんな所から来て
いるのでしょう。
ラ・ヴィ・アン・ローズ、薔薇色の人生。薔薇色の人生の薔薇色
と言ったら、恐らくピンク色で、ピンク色のアルコール飲料なら
ロゼワイン。少々、こじ付けがましいですが...。
赤ワインや白ワインに比べ、不人気なロゼワイン。日本での事で、
欧米ではロゼワインの消費量が年々増加しています。それはなぜ
か?
色、香り、味を楽しむワインですが、その中でもロゼワインの色
はとても美しく、その色調に心を打たれます。そして何よりロゼ
ワインの良さは食卓で大活躍してくれる事です。
私達の普段の食卓に上る料理を思い浮かべてみて下さい。春巻き、
焼き餃子、肉じゃが、筑前煮、鶏の唐揚げ、甘酢あんかけ、豚肉
の生姜焼き、チャーハン、スパゲッティ・ナポリタン、ピッツァ
・マルゲリータなどなど。茶色っぽい、オレンジ色っぽい外観の
料理がとても多くないですか?
ワインを食卓で活躍させる場合、食卓に上っている料理や食べ物
の色と同系の色のワインを選び、それらに合わせる。これが最も
簡単で、基本となります。色と香りは連動していて、それぞれに
共通する要素が存在します。
赤ワインにはレモンの香りはないけれど、白ワインにはその香り
があり、赤ワインには苺の香りがあるけれど、白ワインにはその
香りがない。と言った具合です。
ロゼワインには見た目が茶色っぽい料理、オレンジ色っぽい料理
が本当に良く合います。既に言及した私達の食卓に上る料理でも
同様です。
ワインは赤じゃなければとか、赤ワインを飲まないとかっこ悪い
とか、赤ワインはポリフェノールが豊富でヘルシーだとか言った
理由で、いつでも赤ワインを選び、料理との相性などお構いなし
でワイン(赤ワインだけ)を飲むのはもう止めにしませんか?
ワインは料理を引き立て、料理はワインの素晴らしさを増長する。
見た目が茶色っぽい料理、オレンジ色っぽい料理を食べる時には
是非、ロゼワインを。目で楽しんで、味覚で楽しんで、ハッピー
な気分になり、薔薇色の人生を。
当店では常時30種類程の様々なタイプのロゼワインを取り揃え、
ロゼワインの良さを実感して頂ける様、準備しています。
ヒドラー2020ツヴァイゲルト・ロゼ
飲み頃温度:7度。
<軽く、爽やかな、やや辛口>
2,200円
「春巻き」、「かにあんかけたっぷり天津飯」はガストでTo go。
春巻きの中身(あん)、かにあんかけの甘酸っぱさある味わいに
このロゼワインの甘酸っぱさあるチャーミングな味わいがとても
良くリンクし、優雅なマリアージュを奏でます。