野菜を食べてますか？

ただ食べているだけでは何かが不足してしまいます。色々なもの
をバランス良く食べる事が必要です。野菜なら1日に350g食べて
下さい。と言われています。
近年、先ず野菜を食べ、それから主菜を食べる様にしましょう。
とよく言われています。そこで一度、先ず生野菜だけを350g分
食べようとしたら、食べ飽きてしまい。食べ切る前にもういいや
となってしまいました。
その後はおかず（肉類）を食べ、その味が残っている内に野菜を
食べ、その繰り返しで350g完食を目指しています。それでも生

の野菜を350g食べるのは楽しくありません。
生野菜だけでなく、加熱した野菜も上手に摂取し、350gを無理

なく食べる様にしましょう。とも言われています。「野菜炒め」
野菜タップリのタンメンやカレーなどで。
生野菜はなかなかワインのつまみにはなり難いですが、実は火の
入った野菜料理にはワインと相性がとても良いものがあります。
その中でも「野菜炒め」はワインの良き相棒の代表格です。
野菜炒めの味付けは色々あるでしょうが、いずれにしても野菜の
風味を十分に残す様、加熱は少なくが共通の調理方法と思います。
つまり、味わいに青みがシッカリと残っている。青みをシッカリ
感じる。これが野菜炒めの最大の特徴です。
野菜炒めにワインを融合させる時、その青みをどの様に生かすか。
それがポイントです。一番簡単な方法は青みのニュアンスに同調
する要素を備えたワインを合わせてあげる事。
例えば、Sauvignon Blanc / ソーヴィニョン・ブランで造った白
ワイン。このワインには青みの野菜が持つフレッシュなヒントが
備わっています。
ただ、ソーヴィニョン・ブランの白ワインを合わせるのは一般的
過ぎますので、今日はソーヴィニョン・ブランの白ワインを連想
させるワインの中から一つを選び、紹介します。
ソーヴィニョン・ブランの白ワインをイメージするワインを造る
ブドウは、Verdejo / ヴェルデホ（ベルデホ）、Viura / ヴィウラ

（ビウラ）、そして果皮を浸漬せずワインを造った時のCabernet
Sauvignon / カベルネ・ソーヴィニョン（出来上がるワインは白）
などです。

[ 本来、vはヴなのですが、スペイン語ではvをヴとは言わず、ブ
と言います。しかし、ここではヴで表記させて頂きます。 ]

その様なブドウの中でも、特に「ヴェルデホ」はソーヴィニョン
・ブランと個性が極似した白ワインを誕生させます。香味野菜、
緑黄色野菜を思わせる香りに加え、根野菜を思わせるアーシーさ、
更には骨太なミネラリーさとオイリーな口当りが備わり、炒め物
の油の存在に対応できる酒質です。
今日紹介しますヴェルデホのワインはつい最近、ヴィンテージが
変更となり、変更になった事により今の酒質が真にその様になり、
野菜炒めのパーフェクトなパートナーになりました。
野菜をしっかり摂りましょう。生野菜ばかりでは大変ですから、
炒め物でも。そしてどうせ食べるのなら、楽しく。そんな時には
今日紹介のヴェルデホの白ワインを飲みながら、野菜炒めを食べ
そのマリアージュもお楽しみ下さい。

＊El Convertido 2020 Vino de la Tierra de Castilla 

　エル・コンヴェルティード（コンベルティード）2020
　ヴィノ（ビノ）・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティージャ
飲み頃温度：11～14度。
＜骨太な味わいのやや辛口＞
1,210円
・カスティージャ地方（スペイン内陸部、首都マドリッド周辺）
の地で造られたワイン。と言うほどの意味のワイン名です。

現在の所、休みはなしで、開店時間は13時～19時になります。