この地球上のもの全てが有限ですから必ず終わりがやって来ます。
暫くの間、楽しんで来ましたマイスターの生ハム@フローエス・
ゲグルンツェですが、完売寸前となりました。
この生ハムをワインに合わせ味わうのは週末、土曜の夜と決めて
いますので、一先ずこれで最後です。最後ですからやはり定番の
ペアリング(自分にとっての)、「生ハム+パインonピッツァ@
ドミノ・ピザ&アロマティックな白ワイン」で締めくくります。
の八幡町にある店の工房で生ハムを作り、首尾よく出来上がった
時に販売している事は知っていました。
今年、販売開始のアナウンスを聞き、初めて買い、味わってみた
のですが、その素晴らしい出来上がりにノック・アウトされたと
言う事実は、決して誇張表現ではありません。
生ハムと言えば、パルマ(伊)、セラーノやイベリコ(西)など
が有名ですが、メイド・イン・太田のマイスターの生ハムが同列
で語るレヴェルにある真実に生ハムの世界に詳しい人なら驚いて
しまうに違いありません。と言うよりその事実を信じられない、
受け入れられないに違いありません。
生ハムの著名な産地の気候風土と完全に異なる環境の中、常識で
考えられない環境(生ハム作りには向いていない)の中で作った
のですから。
今まで、時々、パルマやセラーノを買っていましたが、今後一切
それらを日本で買う事はないでしょう。マイスターの生ハムさえ
あれば、それ以外は不要ですので。
しかし、これで一先ず食べ納め。来年、再び販売されるまで辛抱
強く待ちます。フローエス・ゲグルンツェの近くに店を構え商売
していて本当に良かった。店を開ける前に買いに行き、閉めた後
にワインを合わせ、マイスター入魂の絶品を味わう楽しみの時間。
筆舌に尽くし難いひと時です。
一先ず最後のお楽しみ。「マイスターの生ハムの塩味」と「果実
のヒント豊かなワインの甘味」、「マイスターの生ハムの塩味」
と「パインのリッチなフルーティーさ」、「ワインの妖艶な果実
のヒント」と「焼きパインの濃縮した旨味」。
それらが密接にリンクし、調和のとれたハーモニーから生まれる
パーフェクトと言えるマリアージュ。自分だけが堪能するのでは
勿体ない。是非、皆様にもお楽しみ頂きたいと思います。
そのマリアージュの重責を担うワインがこちら!!
*Ratzenberger 2014 Riesling Brut
ラッツェンベルガー2014リースリング・ブリュット
飲み頃温度:8~10度。
<軽く、まろやかな辛口>
4,400円
(上の画像の矢印で示したワイン)