連載、Tenuta Cavalier Pepe/テヌータ・カヴァリエル・ペペの
ワインの3回目です。今日のワインはドッシリと渋味が伝わる
赤ワインです。このタイプの赤ワインを引き立てる料理を家庭
でそう頻繁には食べないでしょうが、時にはこの様な赤ワイン
もお楽しみ頂きたいと思い、紹介します。
イタリア北部にNebbiolo/ネッビオーロあり、そして南部には
Aglianico/アリャーニコありと言われ、どちらのブドウからも
果実味が穏やかで、骨格の太い、重厚で味わい深い赤ワインが
誕生します。超芳醇なフルボディー・イタリア赤ワインの双璧
です。
のニュアンスがあり、鉄分ぽさを感じるワイルドな味わいの肉
や野生の動物の肉(ジビエ)で作った料理、天然の鰻や大地の
味わいをシッカリ感じる根菜で作る料理がベストの相棒となり
ます。
アリャーニコは現在のイタリア南部がギリシャの植民地だった
時代にギリシャからギリシャ人によって持ち込まれた歴史ある
古来からのブドウで、当時はHellenico/エッレニコ(ギリシャ
のを意味)と呼ばれていました。
現在でもその栽培地はイタリア南部に限られ、このブドウから
はロゼワインも造られますが、造られるのは主に赤ワインで、
その酒質は既に述べた通りです。
(Pignata/ピニャータ)に合わせ楽しまれています。日本的に
なら、牛肉や鴨肉のすき焼き、マグロやカツオの角煮、ブリの
照り焼き、鰻の蒲焼、きんぴらごぼう等と一緒に楽しむと良い
でしょう。
としたコクのある料理に赤ワインを合わせ楽しみたい方の為の
ワインならこれ!!
*Tenuta Cavalier Pepe 2015 Irpinia Aglianico
テヌータ・カヴァリエル・ペペ、イルピニア、アリャーニコ
飲み頃温度:19度。
<力強いフルボディー>
今だけ特価の1,870円