欧米では大人気、抜群の認知度のロゼワイン。何故かこの日本
では肩身の狭い思いをし続けています。その好ましくない状況
を招いた主たる原因は全て売り手にあると言えます。
ワインを売る人間（卸、小売り、サーヴィス業に関係なく）は
ワインの教育者でもなければなりません。ワイン文化が十分に
根付いていない日本の様な国でビジネスをするのなら。
ワインを販売していてロゼワインに関する質問で最も多いのが
次の2つです。
・ロゼワインは白ワインと赤ワインを混ぜて造る？
・ロゼワインは甘い？
それって本当でしょうか？正しいか、正しくないか、どちらか
の答えしか認められないのであれば、答えは正しくないとなり
ます。
・白ワインと赤ワインを混ぜてロゼワインを造ってもOKなのは
スパークリングワインだけです。
・日本へのワイン導入期に日本の市場で入手できたロゼワイン
はロゼ・ダンジュ（フランスワイン）とマテウス（ポルトガル
ワイン）で、どちらも甘口でしたから、ロゼワイン＝甘口との
認識が定着してしまいました。
また、当時のワインビジネス従事者はワインに慣れていない人
には甘口ワインが良いと思い込んでいて、その思いから逃れる
事ができなくなっていたのも事実です。
でも、今は全く状況が違います。変わっていないのはこの日本
でロゼワインが不人気であり続けている事だけです。それを何
とか変えなければなりません。その唯一の解決策は素晴らしい
ロゼワインを紹介し、飲んで頂き、素晴らしさを実感して頂く
事。それに尽きます。
だから紹介します。今、日本で入手できる最高のロゼワインを。
そのロゼワインは、Pinot Noir/ピノ・ノワと言うワイン用高貴
品種で造られ、生産量が少ない為、現地でも直ぐに売り切れて
しまい、入手の困難な商品です。
このロゼワインに出会ったのは偶然でした。ワイン生産者訪問
の為、宿泊していたモーテルの近くのスーパーで夕食のお供に
と買って飲んだのが全ての始まりです。
Balletto/バレットと言う生産者で、そのワインを飲むまで全く
認識外でした。ワイン産地訪問の際、ワインを買う時は日本に
来ていないワインを選びます。売場に並んでいるワインの多く
が初めて出会うワインで、その中から選ぶのですから選ばれた
ワインは偶然そうなった訳で、バレットとの出会いもその偶然
がもたらしてくれたものでした。
バレットのそのロゼワインは現在、当店で販売している商品と
ヴィンテージが異なりますが、チャーミングな果実味、軽やか
な口当たり、甘酸苦渋（ロゼワインの4大要素）の優美な調和、
そして妖艶な香味の広がりに、落ち着いた深みのある長い余韻
は変わらぬスタイルとして備わっていました。
ロゼワインには限りなく白ワイン的なロゼワインも、限りなく
赤ワイン的なロゼワインもありますが、白ワイン的要素も、赤
ワイン的な要素も持ち合わせたロゼワインもあり、バレットの
ロゼワインは真にそのタイプでしょう。
このタイプのロゼワインは1本で2役をこなせ、ワインが冷えて
いると酸味やミネラル感が引き立ち、白ワイン的要素が快適に
感じられ、ワインの温度が高くなれば渋味成分の広がりが明確
となり、赤ワイン的要素が快適に感じられる様になります。
日本の食卓では料理が複数同時に並んでいます。白ワイン向き
の料理も赤ワイン向きの料理も一堂に会している訳です。この
状況で活躍するのが白赤両方の要素を持ち合わせたロゼワイン
なのです。
ロゼワイン？え～、などと言わず、是非、一度、恐らく日本の
市場で入手できる最高峰のロゼワイン（バレットが日本に特別
に送り出してくれた）をあなたの食卓で大活躍させて下さい。
その際はバレットのロゼが役不足にならない様、様々な料理を
用意して頂く事をお勧め致します。
当店、WINE HOUSE（バレットの発見者）とアグリ（輸入元）
のコラボで日本のマーケットに登場したロゼワイン。この日本
のマーケットで入手できる間違いなく最高品質のロゼワインを
是非、味わって下さい。
ロゼワインっていいネ。確実にそう思って頂ける筈と確信して
います。そのロゼワインがこちら!!
＊Ballettto 2017 Rose of Pinot Noir
バレット2017ロゼ・オブ・ピノ・ノワ
飲み頃温度：11～14度。
＜コクのある辛口＞
そしてな、何と、アグリの協力で皆様にお試し頂き易い価格が
実現しました。通常、4,400円なのですが、超特別価格3,300円
でお買い求め頂けます。お買い求めの際は、特別価格の案内を
見たと申告して下さい。
更にこのロゼワインの素晴らしさを1ミリも余す所なく楽しむ
時にTo goしたい料理がこちら!! Oyster and Wine Bar RITZ/
リッツ（太田駅南口から徒歩数分）謹製の逸品です。
ワインのエレガントな味わい（ほんのり広がるナチュラルな
甘味）にホタテ貝の旨味がマッチします。このロゼワインに
合わせ楽しむ際は、ホタテ貝のフライに塩も、何もつけない
のがマストです。
いわゆるポテト・フライなのですが、バレットのロゼワイン
にパーフェクト・マッチする理由は、添付画像で確認できる
と思いますが、オレンジ色のスパイスの存在感です。
このオレンジ色のスパイスはどこにでもある一般的なもので
はありません。RITZオリジナルのスパイスです。決して辛く
なく、香りはオリエンタルで、甘味を伴った味わいの深みが
あり、程良いスパイシーさがあります。
バレットのロゼの香りに共通する要素があり、また甘味ある
味わいの深みがロゼワインの4大要素のバランスの良い主張
と密にリンクします。両者のペアリングは何も突出しない、
何も不足しない、完璧とも言える融合です。
今年のGWはRITZでTo go（ホタテ貝のフライとオレンジ色
のスパイス多めのフレンチ・フライ）、バレットのロゼは
当店でゲットし、Stay@Homeでゆっくりお楽しみ下さい。
尚、当店のGW期間中の商いに関しては、4月24日にアップ
した記事をご参照下さい。
