「マイスター佐藤の生ハム@フローエス・ゲグルンツェ」に
「パインonピッツァ」を合体させ、それに合うワインで至福
のひと時、パーフェクトなマリアージュを創り、堪能する宴
が毎週末、土曜の夜のルーティーン。
しかし、続け過ぎました。少々、飽きています。よって今回
はピッツァと合体させず、マイスター佐藤のoutstandingな
生ハムの味わいを純粋に楽しみ、それに合うワインで至福の
マリアージュを創造しました。
皆様、ご承知の様に、肉の加工品には明確な塩分の存在感が
あります。「生ハムとメロン」「生ハムとイチジク」などの
組み合わせが、生ハムを食べる時の定番の楽しみ方ですが、
それは塩分と甘味、相反する成分をバッティングさせ、融合
させる高度な手法です。
塩分を甘味で処理する。生ハムとワインを一緒に楽しむ際も
同じ様にしてあげれば良く、果実味が明確で甘いニュアンス
を感じるワイン、白でも、ロゼでも、赤でもOKで、決して
甘口である必要はありません。
生ハムとパインを合体させ、そこにワインを融合させる時は
絶対に白ワイン(パインのアロマは白ワインだけが持つ香り
ですから)である事がマストなのですが、生ハムと果実感覚
でワインを融合させる場合、白よりロゼや赤の方がベターな
チョイスです。なぜなら肉の香味にロゼワインや赤ワインが
持つ香味が同系としてより密にリンクするからです。何度も
言及していますが、相性の良さを生み出す基本はペアリング
させるもの同士にいかに多くの共通項があるかがポイントと
なり、共通する要素が多ければ多い程、密接度合いが高まり
ます。
スプマンテ/Spumante(イタリア語でスパークリングワイン
の事)。ラズベリーをイメージさせる果実味があり、ほのか
に広がる甘味にチャーミングさを感じるワインです。生ハム
とラズベリーを一緒に味わっている様な感覚になれるワイン
と言えます。真に生ハムとフルーツの様です。
今まで「生ハム+パイン&ワイン=至福のマリアージュ」を
紹介して来ましたが、パインが苦手な方にとって全く役立た
なかったと思いますが、今度はきっと役立つでしょう。
限りあるマイスター佐藤の絶品生ハム。売り切れてしまう前
に是非、当店お勧めのワインと共に味わい尽くして下さい。
マイスター佐藤の生ハムと一緒に味わって頂きたいワインが
こちら!!