2021年2月17日水曜日

予想を遥かに超えています。

何が予想を遥かに超えているって?それは近くのガストで
買える唐揚げとそれに合うだろうと予想しペアリングした
ロゼワインとのマリアージュの結果がです。




3年連続金賞などと派手なキャッチ・フレーズをのぼりに
刻み、アピールしているのですが、コンテストには色々な
規模、色々な格がありますから、そんな事をアピールして
いても釣られないぞと思っていました。
しかし、いつも鶏の唐揚げを買っている食堂でその日は急
に買えない事態となり、危うく夕食難民になりそうでした
ので、一大決心し、ガストでその鶏の唐揚げをTo goする
事にしました。
いくら3年連続金賞と言っても、所詮はファミレスの鶏の
唐揚げだろ。と舐め切っていたのですが、いざ食べてみる
と、その香り、その食感、その味わい、全てがファミレス
の料理とは微塵も感じなく、今までに味わった鶏の唐揚げ
の中でもトップを争うレヴェル。もっと言うなら、冷めて
しまった状態では間違いなくトップ、抜きんでている品質
です。To goするにはベストの鶏の唐揚げでしょう。
その様な鶏の唐揚げですから、素晴らしいマリアージュを
創り上げてくれるワインをマッチングさせたい。その一念
で合いそうなワインを3種類用意しペアリングさせました。
レッド・ペッパーのスパイシーさがあり、動物肉の料理を
食べたくなるニュアンスのあるロゼワイン。同じくレッド
・ペッパーのヒントがあるものの、よりタンニン(渋味・
旨味の成分)を感じ、ふくよかなボディーのロゼワイン。
そして木樽熟成から身に着けたナッティーさ(鶏肉が加熱
された時に備える風味と同じ)があり、鶏肉の特に皮との
相性に優れるコクのある白ワインの3種類です。




この3年連続金賞の鶏の唐揚げは、ニンニクとショウガを
下味に使っていませんので、レモンをかけたりせず、食す
のなら、ワインには芳醇なコク(ニンニクの味わいの深み
に合わせ)がなくてもOKですし、ハーブを思わせる爽やか
なニュアンス(ショウガの風味に合わせ)がなくても良い
ので用意した3種類のワインでは鉄則通り、加熱した鶏肉
と風味に共通項がある白ワインがベストの相棒だろうなと
予想していました。
果たしてペアリングしたその結果は...。何事もやってみて
初めてその真実が明らかになります。正直、予想外、それ
もとてもと副詞が付く程の予想外の結果となりました。
後でチェックしてみた所、この鶏の唐揚げの下味には醤油
に加え、「もろみ」が使われていました。これが予想外の
結果をもたらした最大の要因です。
「もろみ」はご存知の様に醤油の大元で、大豆の粒が残り、
その他の原料と混合している状態のものです。「もろみ」
はそれを絞って出来上がる醤油より旨味成分(熟成により
生成されるソトロンと言う成分)が豊富に含まれ、これは
赤ワインの味わいと相乗し易い傾向があります。
それを反映し、コクのある白ワインでなく、よりタンニン
を感じるふくよかなボディーのロゼワイン(赤ワイン寄り
の酒質の)と完璧と言っても過言ではないマリアージュを
奏でたのです。
仮にこの鶏の唐揚げに七味を振りかけたなら、このロゼで
なく、レッド・ペッパーのヒントがより明確な別のロゼの
方がより良くマッチします。ワインと料理の相性の良さは
両者に共通する要素が多ければ多いほど高まりますので。
皆さん是非、食べてみて下さい。ガストでも買える「から
好しの鶏の唐揚げ」を。そして是非、一緒に味わってみて
下さい。パーフェクトなマリアージュを奏でる今日紹介の
お勧めロゼワインを。至福のひと時が待っています。





「から好しの鶏の唐揚げ」にパーフェクト・マッチのロゼ
ワインがこちら!!ピンクの楕円内のワインです。
*Ramusa 2019 Pinot Nero (Sicilia,Italy)
 ラムーザ2019ピノ・ネロ(シチリア)
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある、やや辛口>
2,500円