2021年2月11日木曜日

オール・ラウンダー

幕の内弁当、寿司詰め、そして普段の私達の食卓も。様々な
料理、食べ物が一堂に会しています。そしてそれぞれが個々
の風味を持っていて、必ずしも全てが同じ系統の風味を持つ
とは限りません。そんな時、ワインを合わせ楽しむとしたら
どうしますか?
それぞれに1種類ずつ合わせるなら別に問題は起こりません。
しかし、物理的にも、懐具合からもその合わせ方はなかなか
難しいでしょう。
ですがワインの多様性はあらゆる困難を解決してくれます。
ワインと料理の合わせ方には2通りの方法があり、お互いの
持つ要素を共通にし、波長を合わせリンクさせ、その結果、
マリアージュを創り上げる。あるいは料理や食べ物の余韻を
ワインで消し、口中をリセットする。この様な2通りがあり
ます。
今日は後者の方法で、一種の洋風の幕の内弁当を食べる時に
大活躍するワインを紹介します。ハンバーガーを食べながら
コーラを飲む。これもその方法です。つまり含有されている
炭酸ガスの力で口中を洗い流し、ニュートラルにする。これ
が出来るので食事中にソーダ(炭酸飲料)がありなのです。
今日はコーラではなく、スパークリングワインにその役目を
務めさせる訳です。
スパークリングワインもワインですから白もロゼも赤もあり
ます。但し赤のスパークリングワインは白やロゼと異なり、
非発泡性の赤ワインと同様の働きをすると見なした方が良く
リセット効果を求めるより、マリアージュを創造させる事に
主眼を置くのがベターと考えています。
よって、白かロゼのスパークリングワインでリセット効果を
求めるのですが、白とロゼの使い分けは次の様にすると良い
でしょう。
*白のスパークリングワインでリセットさせるなら
・酢を使った料理や食べ物
・柑橘類の要素が入っている料理や食べ物
・淡い味わいの料理や食べ物
・脂肪分の少ない料理や食べ物
・塩やポン酢で食す料理や食べ物
この様な料理や食べ物が一堂に会する時
*ロゼのスパークリングワインでリセットさせるなら
・醤油や味噌で調理した料理や食べ物
・脂肪分の多いコクのある料理や食べ物
・香辛料の効いた料理や食べ物
・醤油やソースで食す料理や食べ物
この様な料理や食べ物が一堂に会する時
牛肉のステーキ、ハンバーグ、鶏肉の唐揚げ、メンチカツ、
エビフライなどが満載で、ステーキソースとウスターソース
が付いています。
これらを考えますと、白のスパークリングワインでリセット
させたい食べ物は全くなく、ロゼのスパークリングワインで
リセットさせたい食べ物がほぼ全てですから、ここでは迷う
事無くロゼをチョイスします。
そして料理、食べ物とより良く調和させる為、ワインの香り
や味わいも気にするなら、Pinot Noir/ピノ・ノワと言う品種
で造った味わい深いロゼなら最適です。
ピノ・ノワで造ったロゼのスパークリングワインには上品な
フルーティーさがあります。これがソースのフルーティーさ
とマッチします。
ピノ・ノワで造ったロゼのスパークリングワインには動物の
赤身肉をイメージさせるニュアンスがあり、牛肉のステーキ、
ハンバーグ、メンチカツの持つ風味とマッチします。
色々な料理、食べ物が一堂に会し、合わせるワインに迷った
なら、そこはスパークリングワインに任せてしまいましょう。
「HottoMottoのスペシャル洋風バラエティ弁当」の様な幕の
内風の弁当に合わせて楽しむロゼのスパークリングワインは
こちら!!


*Chapel Hill Pinot Noir Rose Brut
 チャペル・ヒル、ピノ・ノワ、ロゼ・ブリュット

飲み頃温度:8~10度。
<軽く、まろやかな、やや辛口>
1,800円