2021年1月26日火曜日

アンウッディッドとウッディッド


ブドウの果皮(品種の個性が最も備わっている所)の色素を
果汁に移しつつ醸造されるロゼワインや赤ワインと異なり、
果皮を浸漬(マセラシオン)する事なく造られる白ワイン、
勿論、マセラシオンする造りもありますが、は造りの過程が
どの様になっているかによって酒質が決まります。
色々な表現がありますが、ワイン・メイキングの過程がUn-
wooded/アンウッディッドなのか、Wooded/ウッディッド
なのか、つまり、木樽から移行した成分がワインにないのか、
それともあるのか。大きく見てその様な2つのタイプに分別
できます。
その違いは香り、味わいに現れ、アンウッディッドならば、
柑橘果実やフレッシュなハーブを思わせる香りがあり、酸味
の質はリンゴ酸で、清々しい爽やかさが口中に広がります。
ウッディッドならば、ナッツや焼き立てのパンの香ばしさ、
トロピカルフルーツを思わせる華やかさ、ホワイトチョコを
連想する豊かな香りがあり、酸味の質は乳酸で、ミルキーで
オイリーなコクが口中に広がります。
その様な特徴を踏まえた上で同じ料理にそれぞれのワインを
ペアリングさせ、その相性を確認したいと思います。それら
の結果を頭にインプットしておけば、必ず、あなたの食卓で
役立つでしょう。
<アンウッディッド>
*Pedroncelli 19 Sauvignon Blanc
 ペドロンチェッリ19ソーヴィニョン・ブラン
飲み頃温度:8~10度。
<軽く、まろやかな、やや辛口>
<ウッディッド>
*Pedroncelli 19 Chardonnay
 ペドロンチェッリ19シャルドネ
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある、やや辛口>
ワインは以上の2種類です。これぞアンウッディッド、これ
こそウッディッドのワインと言える典型です。
そしてペアリングさせる料理は以下の3品です。
・肉野菜炒め from ほっともっと
キャベツ、枝豆の青みのニュアンスと豚肉の脂肪分の旨味が
同居しています。前者の主張はアンウッディッドに、後者の
主張はウッディッドに合いそうですが...。
・豚肉の生姜焼き from 大衆食堂わっしょい
和製ハーブと言える生姜の香味と豚肉の脂肪分の旨味が同居
しています。前者の主張はアンウッディッドに、後者の主張
ウッディッドに合いそうですが...。
・鶏肉の唐揚げ from 大衆食堂わっしょい
青みのニュアンスや爽やかなヒントがありませんので高確率
でウッディッドにだけ合いそうですが...。




「アンウッディッド×肉野菜炒め」
野菜炒めとは〇、特にキャベツと枝豆とは◎、豚肉とは×で
キャベツが加われば〇
「ウッディッド×肉野菜炒め」
野菜炒めとは△、豚肉の旨味が染み出た炒め汁をシッカリと
絡めれば〇、豚肉とは◎




「アンウッディッド×豚肉の生姜焼き」
生姜だけを食す訳ではないので△
「ウッディッド×豚肉の生姜焼き」
生姜の風味は豚肉の旨味にオブラートされているので◎




「アンウッディッド×鶏肉の唐揚げ」
×ですが、レモンをかけたなら〇
「ウッディッド×鶏肉の唐揚げ」
鶏肉は火が入ると、特に唐揚げにした時の皮の部分に感じる
香味は真にウッディッドのワインが持っている香味そのもの
です。◎、パーフェクトなマリアージュです。




結論、肉野菜炒めにはアンウッディッドの方がベター、豚肉
の生姜焼きにはウッディッドの方がベター、鶏肉の唐揚げは
レモンをかけないならウッディッドがベストです。
今日紹介のソーヴィニョン・ブラン(アンウッディッド)は
2,500円、シャルドネ(ウッディッド)は3,000円で販売中
です。
当店でそれら2種類のワインをゲットしたら、次は「ほっと
もっと」と「大衆食堂わっしょい」へGo!!料理をTo Goし、
ご家庭でその素晴らしいマリアージュをご堪能下さい。