マスクをしていない方は入店できません。ご注意下さい。
*密を避ける為、店内に先客がいる場合はそのお客様の買い物の終了、
退店まで、店の外でお待ち下さい。
「新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しない。感染させない。」
アルコール飲料の提供がメインの飲食店ではなく、料理の提供がメイン
の飲食店は今、ほぼ全てが持ち帰り料理の提供を商いの柱の一つにして
いるのではないでしょうか。
ですから、どこにでもある決まりきった持ち帰り料理でなく、その店の
個性あふれる、その店ならではの料理を持ち帰り、家でリラックスして
楽しめる、考え方によっては良い機会にめぐまれた時であると肯定的に
捉えてみましょう。
色々な職種、色々な業種、色々な業態、もれなく今、非常に厳しい状況
(程度の差はもちろんありますが)に置かれています。選択肢が多く、
それを任意で選べますから、色々な飲食店の持ち帰り料理を試したいと
思いますが、この厳しい状況の中、お互いに助け合い、この試練を乗り
越えて行こうと決意し、ワインの供給で付き合いのある飲食店からのみ、
微力ですが、持ち帰り料理を買う様にしています。
その中で、お気に入りの料理を複数提供してくれる店、前回も登場しま
したが当店から徒歩で数分の所にある「Oyster and Wine Bar RITZ」。
料理上手なスタッフがいて、新鮮で味わい深い多種類のカキの提供だけ
でなく、様々な料理も素晴らしい味わいで提供してくれます。
「フランス鴨のこだわりジューシーコロッケ」
「トリフのホワイトソースコロッケ」
「牛タンのレアロースト」
「フランス鴨モモ肉のロースト」
「鴨のリエット」
これらの5品がお気に入りで、ローテーションを組み、週に2回、to go
しています。
鴨も鳥肉ですが、鶏の肉とは肉質も、風味も全く異なり、それらを同じ
方法で調理しても出来上がった料理に合うワインは、当然の事ながら、
相違します。
鴨は鶏より筋肉質です。鴨は鶏より野趣な風味(血合いぽさを感じる)
です。鴨は鶏より鉄分ぽさを感じます。鴨は鶏より味わいに深みがあり
ます。鶏肉は火が入ると白っぽくなりますが、鴨肉は火が入っても赤み
のさす茶色っぽい色をしています。
見た目の色が違いますから、風味も違うのです。赤みのさす茶色っぽい
色ですから、鴨肉には血合いのヒントを感じる。それを感じるから鉄分
ぽさがある。この鉄分ぽさがワインの渋味成分(タンニン)と相乗する。
塩で味わいを整えるのなら、鶏肉料理には白ワイン、鴨肉料理には渋味
成分のあるロゼワインがお互いの共通する要素(風味)を引き立て合い
調和します。
事がパーフェクトに進む、ワインと料理がパーフェクトにマリアージュ
する。パーフェクトはそう滅多にある事ではありません。パーフェクト
になるべく近づける。そうする事で、悪くはないと言えるマリアージュ
を創る。現実はそうでしょう。
が、リニューアルし、モルドヴァから来日の「Merlot/メルロ」と言う
品種で造ったロゼワインは、「RITZのフランス鴨モモ肉のロースト」
の風味(塩味)とパーフェクトと言っても大げさでないマリアージュを
創り出してくれました。昨晩、食卓でペアリングさせ、パーフェクトと
言えるまでのそのマリアージュを実感しましたので事実です。
ローストした鴨肉の香りをイメージできる要素が、このロゼワインには
あります。鴨肉を噛んだ時の血合いのニュアンス、鉄分ぽさある味わい
にリンクする要素が、このロゼワインにはあります。フルーティーさが
控えめなこのロゼワインと相乗する要素が、塩味で整えられたRITZの
鴨肉のローストの風味にあります。
パーフェクトなマリアージュとは...。それを実感するのなら、このロゼ
で!!
*Radacini 2018 Moldova Merlot Rose
ラダチニ2018モルドヴァ、メルロ・ロゼ
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある辛口>
1,300円
「Oyster and Wine Bar RITZのフランス鴨モモ肉のロースト」をto go
し、「ラダチニ2018メルロ・ロゼ」は当店でゲット。家でリラックス
してそのパーフェクトなマリアージュをご堪能下さい。
Stay safe. Enjoy a yummy food with a fine wine.
鴨肉は食べ応え、噛み応えがあり、それはそれで良いのですが、一つの
問題があります。To goし、料理が冷える事で肉が締まり、骨から外す
のが一苦労です。
そこでRITZにお願いしました。上の画像の様に骨から切り分けてくれと。
こんなホスピタリティー豊かなサーヴィス、対応もしてくれます。To go
の際は色々、相談してみて下さい。