2020年5月22日金曜日

ちょっと小休止。Wineミニ知識Part2

*現状を考慮し、ご来店の際は、確実にマスクの着用をして下さい。
マスクをしていない方は入店できません。ご注意下さい。

*密を避ける為、店内に先客がいる場合はそのお客様の買い物の終了、
退店まで、店の外でお待ち下さい。

「新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しない。感染させない。」

その為に当店はできる限りの事を確実にして行きます。



瓶詰ワインは蓋をしなければなりません。ワインの瓶の栓には色々な種類
があります。コルク樫をくり抜いて作った天然のコルク、コルク樫などを
使い作ったナチュラルコルク、また、それらを使い人工的に作ったコルク、
人工心臓弁などに使うプラスチックで作ったコルク(シンセティック)、
ガラスで作ったコルク(Vinoloc/ヴィノロック)、ペットボトルと同じ様
にひねれば開くスクリューキャップなどです。
この様に多種なワインの栓の内、ワインに接する事が苦手な(ワインが栓
に悪影響を与える)栓があります。当店ではその栓を使用しているワイン
は、前回、お話ししたスパークリングワイン同様、立てて保管(陳列)し、
ワインの品質を保っています。
それはシンセティック・コルク、ヴィノロック、スクリューキャップで栓
をしているワインです。シンセティック・コルクはワインと接する事で、
化学反応を起こし、ワインにビニールをイメージさせる様な香りをつけて
しまいます。
ヴィノロックとワインの瓶はガラス同士ですので、密接になるにはそれら
の間
に緩衝材が必要です。それを化学樹脂に任せているのですが、これも
また
ワインに接する事で変化(縮まる)を起こし、接触が密でなくなり、
瓶を
横向きに寝かせてあるとワインが漏れ出します。
そして、スクリューキャップですが、その構造上、ヴィノロックと同じ様
にワインが漏れ出す可能性があるのですが、漏れ出さない場合でも空気の
流通が発生し、瓶内のワインが空気接触で酸化し、劣化する事が多々発生
しています。
スクリューキャップはどの様な構造になっているかご存知ですか?好奇心
旺盛の方でしたら、ワインを飲み干した後にスクリューキャップの分解を
試みた事があるかもしれません。
瓶の外側にある部分(瓶を覆い被す部分)は通常、アルミニウムで作って
あり、瓶と接する部分はポリエチレン製のライナーが使用されています。
このライナーは弾力性が非常にあり、瓶口に張り付く様に接し、瓶の外と
内部を完全に遮断しています。その他にすず製のライナーなども併用し、
透過性をより完全に弱めたりもします。
但し、ライナーがワインと接していないならと言う条件付きです。ワイン
には酸やアルコールなど色々な成分が含まれていて、それらが接するもの
に何らかの影響を与えます。スクリューキャップのライナーへの影響なら
ば、ライナーの弾力性を失わせる、これが最大の影響です。
ライナーが弾力性を失うと、瓶と緊密に接していた部分にわずかな隙間が
生まれます。非常にわずかですので、ワインが漏れ出す程ではありません
が、その隙間から空気が流通し、ワインを酸化させます。



FIFAワールドカップ・ドイツ大会の時、ドイツに滞在し、ホテルの近くの
ワイン専門店でスクリューキャップ仕様の瓶入りロゼワインを買いました。
部屋に戻り、氷水で冷やし、さあ飲もうとキャップを開け、グラスに注ぎ
ました。するとワインはロゼ色ではなく、薄いウーロン茶色。見ただけで
ワインが劣化(酸化)していると判りました。香りは筆舌に尽くし難く、
味をチェックする必要さえありません。そのまま全部、洗面台の排水溝へ
直行です。
このワインのスクリューキャップのライナーを調べてみると、通常、瓶口
の縁(輪)の後が丸く付き残っているのですが、ライナーの表面は真っ平
でした。弾力がなくなり、表面が平板になってしまった訳です。瓶を横に
寝かせて保管してあった結果、こうなった訳です。



正直な話、この時までスクリューキャップのワインも、シンセティックの
ワインも、ヴィノロックのワインも、スパークリングワインも瓶を横にし、
ワインが栓に接するようにして保管するものだと思っていました。だから
そのワインを買ってしまったのですが。
帰国後、色々な人に尋ね、また、自分で色々試し、研究し、それらの栓で
閉じられているワイン、そして、全てのスパークリングワイン(微発泡の
ワインも含め)はその品質を劣化させない様に、瓶を立てて保管(陳列)
するべきと気づいたのです。それ以来、当店のワインは立ててあるものと
横に
寝かせてあるものとが混在しています。
人は失敗して、学習し、改めます。ドイツでのその経験はより大きな反省、
改心、変更となって当店のビジネスを進化させてくれました。当店は常に
学習し、研究し、挑戦し、確実に他者の先を進みます。一般的でない産地
の驚きの品質のワインの発掘、店での販売も他者の追随を許していないと
自負しています。


当店が販売している自慢のワイン達はインドネシアのバリ島からもやって
来ました。そのワインを造り出しているワイナリーがSababay Winery/
サバベイ・ワイナリーです。そのワイナリーのCEOのEvy/エヴィが上の
画像の女性です。とてもエレガントでスマートなビジネス・パーソンです。
彼女のワイナリーのワイン達もスクリューキャップで密栓し、その品質を
保っています。 


パーフェクトでユニークなワイン・ビジネス。家飲みの強力なアシスト。
ワイン専門店、WINE HOUSEならではの為せる技です。当店はこれから
コスト・パフォーマンス抜群の超高品質ワインの販売を色々な付加価値
添え、皆様に届けて参ります。