2020年5月3日日曜日

第8回この(赤)ワインにはこれをTo Go。

*現状を考慮し、ご来店の際は、確実にマスクの着用をして下さい。

*密を避ける為、店内に先客がいる場合はそのお客様の買い物の終了、
退店まで、店の外でお待ち下さい。

「新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しない。感染させない。」

その為に当店はできる限りの事を確実にして行きます。


ワインのボディーは酸味、甘味、苦味、アルコール分など含有されている
成分が総合した結果、出来上がったものです。そして、赤ワインでは特に
渋味成分(タンニン)が、ボディーを形成する上で重要な役割を果たして
います。
赤ワインの酒質を語る時、主に含有されているタンニンの量を基準とし、
この赤ワインは〇〇ボディーだと言う感じでその赤ワインを表現します。
赤ワインが持つタンニンの量だけで決まる程、簡単な話ではないのですが、
タンニンの含有量が少ないとライトボディー、タンニンの含有量の多いと
フルボディー、その中間はミディアムボディーと便宜上、呼んでいます。
タンニンは熟成により、角々しさが取れ、丸みと柔和さを持ち、洗練され、
シルキーな口当たりの主張をする様になります。つまり、酒質が若々しい
(造られてから経時変化の少ない)赤ワインはタンニンに角張った主張や
苦味を感じ、厳しい口当たりと言いましょうか。それが力強さと重厚さを
もたらしているとも言えるのですが。そんな状態です。
赤ワインが欲しいお客様の中に、時々、重厚だけど、柔らかい口当たりの
赤ワイン、タンニンがきつくない赤ワインが良いと言うリクエストをする
方がいます。このリクエストは一見、理にかなっている様に感じますが、
重厚さ、リッチなボディーはタンニンの力強い主張、豊富な量のタンニン
の存在があってこそです。だから、そのリクエストは少々矛盾した希望が
共存している事になります。
しかし、そんなリクエストに応えられる赤ワインが実はあるのです。何事
にも例外があります。ワインはご存知の様にブドウで造られ、ブドウ品種
が異なれば出来上がるワインの酒質は必ず相違します。無限とさえ言える
多様性に富むワインには不可能がないのです。
タンニンが豊富にあり、重厚で力強いフルボディーでありながら、なぜ、
柔らかさ、優しさ、和みも備わっているのか?それには2つの理由があり
ます。一つは、果実味がリッチに備わっているから。2つ目は、温かみを
感じるヴォリューム感(アルコール度数の高さと醸造や熟成の過程で使用
された木樽から移り伝わった成分による)が全体を包みこんでいるから。
です。
そんなタイプの赤ワインへと姿を変えるブドウはいくつかありますが、中
でも最も有名なのがShiraz/シラーズです。このブドウで造った赤ワイン
はお手頃な価格のものから、福沢諭吉が十枚近く必要な超高級なものまで
様々ありますが、低額、高額に関わらず、その酒質が柔らかさ、優しさ、
和みを備えている所は共通です。
シラーズの赤ワインはどんな感じなのか。もう少し具体的に。紫色の花の
華やかな香りがあります。黒いチョコやココアのフレーヴァーを感じます。
香辛料のスパイシーな香りがあります。ジューシーな口当たりがあります。
粘性と温かみがあり、球体をイメージする口当たりがあります。プルーン、
ブラックベリー、アメリカンチェリーのコンポートやリキュール様の妖艶
さがあります。
どうでしょう。シラーズの赤ワインを味わってみたくなりましたか?その
欲望を抱いたあなたに飲んで頂きたいワインがこちら!!
*Regional Reserve 2017 Shiraz
リージョナル・リザーヴ2017シラーズ
飲み頃温度:19度。
<まろやかなフルボディー>
2,000円
香り:インキーでとても華やかです。ブルーベリーのコンポートのヒント
やリキュールの様なパフュームさを感じます。モカコーヒーを連想させる
香ばしさ、芳醇さがあります。その奥にメントールを思わせる清々しさが
あり、更にベリーフルーツの入ったチョコレートをイメージさせる香りで
締めくくります。
味わい:シルキー、ラウンド、ファット、そしてジューシーな口当たりに
上品さがあります。タンニン(渋味成分)がタップリと含まれていて重く
力強さがあります。濃厚な果実味とリッチなアルコール度数の相乗による
ヴォリュームの中に溶け込み、重さ、力強さに優美さが共存します。この
共存こそがシラーズの赤ワインの最大の特徴で、既に触れた難しい要求に
応えられる例外さになる訳です。


リッチな果実味があり、濃厚でスパイシーなアクセントがあり、重厚で、
かつ力強く、ふくよかなこの赤ワインにはこれをTo Go!!To goするのは、
「吉野家のチキンスパイシーカレー」です。
ワインのリッチな果実味、濃厚な酒質が、カレーの味わいにマイルドさを
添えます。ワインのスパイシーさが、カレーのスパイシーさを引き立て、
お互いが相乗します。カレーの様々なスパイス、エキスの広がる深い味は、
ボディーの豊かなワインを求めます。カレーの油分にはワインのオイリー
さが必要不可欠な要素です。
(前作の黒カレーはいまいちでしたが)久々にナイスな吉野家のカレーを
To goし、WINE HOUSEでゲットした相棒のこの赤ワインで家飲みを完成
させて下さい。当店は皆様の家飲みを強力にアシストします。