*密を避ける為、店内に先客がいる場合はそのお客様の買い物の終了、
退店まで、店の外でお待ち下さい。
「新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しない。感染させない。」
今日、紹介しますワインは香りもとても興味深いのですが、見慣れない
その外観に更に興味津々なのではないでしょうか?日本酒をきき酒する
時に底に青い輪が描かれた大きめの白い猪口を使用します。色を見易く
する為です。それにならいワインを白い紙コップに入れてみました。
この様な外観のワインに出会った事がありますか?オレンジ色がかった
ピンク色をしています。スモーク・サーモンや焼き紅サケを思わせる色
です。これは白ワインでしょうか?それとも、ロゼワインでしょうか?
赤ワインではないと思うはずですが...。オレンジ色ぽい色調ですから、
今、話題のオレンジワイン?
この様な色調になるには大きく見ると3つの理由があります。一つ目は、
白ワインと赤ワインをブレンドした。但し、これは欧米などでは禁止
行為で、唯一の例外はスパークリングワインを造る時だけです。だから
オレンジ色がかったピンク色をしている。
二つ目は、ワインが酸化熟成し、茶色い色調を帯びて来て見た目の色が
オレンジ色ぽくなっている。リンゴを切って置いておくと、黄土色ぽい
茶色に断面が変色します。その手前では断面がオレンジ色ぽく見えます。
丁度、その段階にあるワイン。
三つ目は、ブドウの果皮を搾った果汁に浸漬しつつ(醸造用語でこれを
マセラシオンと言います。)ワインを造る手法があります。これにより
果皮の色素がワインへと移行し、オレンジ色がかったピンク色になって
いる。
オレンジ色がかったピンク色をしている時、なぜ、そうなっているのか
にはこの様に3つの可能性があるのですが、今日、紹介しますワインは、
3つの内の一つの理由に因ってそうなっています。
今日のワインは、表面に気泡が見えますが、スパークリングワインでは
ありませんので、一つ目の理由は消去されます。2つ目の理由に因るの
か、3つ目の理由に因るのかは、見た目だけでは判りませんが、香りを
チェックすれば原因がどちらなのか直ぐに判ります。
それはどうしてか?2つ目の理由、これは酸化熟成によるものですから、
ワインのフレッシュさやフルーティーさが控えめになる、あるいはなく
なります。
一方、3つ目はマセラシオンによる色づきですから、酸化熟成の様には
ならず、フレッシュさ、フルーティーさが明確に感じられます。また、
このタイプのワインにある典型的な香りの特徴は、苺ミルクのヒントが
ある事です。このヒントを感じたなら、それはほぼ100%の確率で果皮
の色が深い紫色や黒っぽい色の黒ブドウで造ったワイン(赤ワインでは
ない)であると言う事です。
香り:カリン、完熟した白桃、そして、苺ミルクを思わせる香りがあり
ます。エレガントでチャーミングなニュアンスに富んでいます。やがて
白桃のコンポートの入ったミルクプリンの様な香りを感じ始め、更には
白や黄色、オレンジ色の花の華やかさが湧き上がります。
味わい:口に含んだ瞬間からリッチさ、グラさ、オイリーさが、そして
その中に一筋のシャープなミネラリーさが豊かに広がります。フルーツ
のピュアさにミネラリーさ、軽度の渋味(タンニン)が寄り添い、優美
なハーモニーとなって口中を満たします。
そして、特質すべきは香り、味わいの重合により、カスタードクリーム、
チーズ、バターがこんがりと焦げた上品な風味を余韻に感じる事です。
こんな感じのワインがこちら!!ドイツ産です。今までの記述で既に想像
していらっしゃる通り、黒ブドウで造った白ワイン(Blanc de Noir/
ブラン・ド・ノワ)です。正確に言えば、このワインはマセラシオンで
色を獲得したのではなく、果汁をとる為にブドウを圧搾した時に果汁と
共に自然に流出した色素によるワインの色づきに因るもので、この種の
ワインに苺ミルクのニュアンス(Noir/黒で造ったBlanc/白)を感じる
傾向があるのです。
*Honigsackel 2018 Blanc de Noir
ホーニッヒゼッケル2018ブラン・ド・ノワ
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある、やや辛口>
2,000円
この様な白ワインにはこれをTo Go!!香りの同化、味わいの同化を考え、
味わいに香ばしさ、オイリーさがあるもの、香りにチーズのこんがりと
焦げた上品なニュアンスがあるものをTo Goしましょう。
このパンを作ったのは平谷さん。ワイン仲間でパン職人であると同時に
ソムリエでもあります。足利市八幡の高台にあるベーカリー・カフェは
絶景のパノラマを望める庭を併設しています。
通常、たぶん多くの場合、エピはベーコンとディジョン・マスタードで
味わいを整えられています。平谷さんのエピはチーズの味わいも効いて
いて、それが今日紹介のワインの風味との密な融合を遂げます。
花にかこまれて Garden Cafe 南の麦
10時からパンの持ち帰り購入ができます。

