マスクをしていない方は入店できません。ご注意下さい。
*密を避ける為、店内に先客がいる場合はそのお客様の買い物の終了、
退店まで、店の外でお待ち下さい。
「新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しない。感染させない。」
コロッケ、皆様はこの食べ物にどんな思いを抱いていますか?同年代の
方ならば、そうそうと激しく同感してもらえるだろう思い出がコロッケ
にはあります。
小学生の時、授業が終わって家に帰ると大抵の場合、まず何かを食べて
空腹を落ち着かせていました。これ、おやつの時間と言うのでしょうが、
この時間のお気に入りの一つに30円を持って近くの肉屋へ行き、たった
1個の揚げたてのコロッケを買い、食べながら家に戻る事がありました。
「こんにちは、コロッケひとつ下さい。」と言うと、「今、揚げるから
ちょっと待っててね。」と。少し待っていると「できたけど、ソースを
つける?」と聞かれ、「はい。」と答えると、コロッケをトングで挟み
ウスターソースの入った容器にコロッケを漬け、衣全体にソースをしみ
込ませます。そして耐油性の紙に挟みむと「お待たせ。熱いからやけど
しないようにね。」と言って手渡される。それを「熱いじゃなか。舌を
やけどしちゃうよ。」などと言いながら、食べる。こんな光景を今でも
ハッキリ覚えています。
今、COVID-19対策で新しいライフ・スタイルの確立と叫ばれています
が、確立までの時間がとても短くなるだけで、いつの時代も常に新しい
ライフ・スタイルの確立はゆるやかに行われています。
そんな買い物ができた肉屋は近所になくなりました。当店のある商店街
も他の商店街と同じく、商店街と呼べる程の数の店舗がなくなりました。
買い物は大きなショッピング・モールで一度に済ませる。これが当り前
になりました。子供の頃と比べ、何もかもが変わりました。
コロッケと言えば、ジャガイモを潰し、それを整形し、衣をつけラード
で揚げる。これが普通でしたが、ラードではなくなり、食用油に、それ
が植物油に。また、中身はジャガイモだけでなく、ひき肉も入り、更に
肉の種類も多岐に。毎日、食べても飽きないくらいのヴァラエティーの
豊かさです。
所で、皆様は鴨肉のミンチが入ったコロッケを食べた事がありますか?
フレンチスタイルの洋食屋(ビストロ)では食べられると思いますが、
そうお目にかかれるコロッケではないでしょう。
でも、当店近くの店で、鴨肉の入った絶品のコロッケが食べられる、To
goできるのです。そこは今、週に2回のペースでfood to goをお世話に
なっている「Oyster and Wine Bar RITZ(太田駅南口近く)」です。
先週、メニューに新登場の「鴨肉のロースト」に続き、またまた新登場。
今度の鴨料理は、「フランス鴨のこだわりジューシーコロッケ」です。
やるじゃないかRITZ。
そこで早速、昨夜、to goし、特捜9を見ながら味わってみました。何か
を食べる時はいつも先ずは何もつけないでそのものの味わいを感じる事
にしています。
鴨肉の存在、味(野趣さ)をシッカリ感じます。玉ねぎのとろける様な
しなやかな食感と甘味旨味がエレガントに広がり、鴨肉の野趣さを包み
込みます。上品なワイルドさとなって、優雅で穏やかな味わいの深みを
口中に広げ残します。何もつけなくても十分味わい深い。いや、ソース
などをつける事によって、折角の味わいが死んでしまう。そう思います。
ですから、もしRITZのこのコロッケを食べる事があるなら、何も足さず
そのまま食べる事をお勧めします。
私たちに馴染みのあるコロッケとは全く違う食べ物の様です。大人の味
と言いますか、ご飯のおかずにするよりも、ワインのつまみに相応しい。
そんなコロッケです。Good job,RITZ!!
上品なワイルドさがあり、優雅で穏やかな味わいの深みのある「RITZの
フランス鴨のジューシーコロッケ」に合わせ楽しんでほしいワインなら
当り前ですが当店にあります。それがこちら!!
*Villa Puccini 2015 Chianti Riserva
ヴィッラ・プッチーニ2015キアンティ・リゼルヴァ
飲み頃温度:15~18度。
<熟成感のある、穏やかな味わいのミディアムボディー>
1,500円
香り:甘草、シナモンなどのスパイシーさ。(具材の下味のスパイスの
風味にマッチします。)皮革、きのこソテーを思い浮かべる落ち着いた
熟成感ある複雑なヒント。(鴨肉のワイルドさあるアクセントにマッチ
します。)樹脂などの焦臭的なニュアンス。(コロッケの衣の揚げ油の
ヒントにリンクします。)
味わい:リゼルヴァのカテゴリーだけあって熟成感抜群で、落ち着いた
穏やかな深みがシットリと広がります。(鴨肉と玉ねぎが融合した柔和
なトロミある旨味がワインを引き立てます。)そこに火の入った動物の
赤身肉をイメージさせる風味が続きます。(真に鴨肉のイメージです。)
果実味の華やかさ、パフュームさはあまりなく、秋の森をイメージする
ニュアンス、つまり、十分な熟成を感じるブーケが口中を満たします。
(この様なニュアンスがあるワインはジビエ肉との相性が抜群です。)
この(赤)ワインにはこれをTo Go。「Oyster and Wine Bar RITZの
フランス鴨のこだわりジューシーコロッケ」をto goし、熟成感抜群の
ヴィッラ・プッチーニ、キアンティ・リゼルヴァで至福の家飲みタイム
を完成させて下さい。
当店は皆様の家飲みタイムがよりハッピーに、そして充実する様、強力
にアシストして参ります。
色々な料理をto goできるそうですので、詳細は電話で問い合わせてみて
下さい。