2020年5月14日木曜日

第17回この(ロゼ)ワインにはこれをTo Go。

*現状を考慮し、ご来店の際は、確実にマスクの着用をして下さい。
マスクをしていない方は入店できません。ご注意下さい。

*密を避ける為、店内に先客がいる場合はそのお客様の買い物の終了、
退店まで、店の外でお待ち下さい。

「新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しない。感染させない。」

その為に当店はできる限りの事を確実にして行きます。


ワインを色で分けると白ワイン、ロゼワイン、赤ワインの3つに大別
できます。近年、アルコール飲料は、ほぼ毎年、前年比でマイナスを
記録していて、ワインも例外ではありません。あなたの周りでも全く
飲酒しない人が目立って来たと感じている事でしょう。これは世界の
傾向で、決して驚くべき事ではありません。
そんな中でロゼワインは近年、前年比マイナスになる事なく、消費量
を微増させ続けています。昨日のブログで触れましたが、ロゼワイン
には白ワインの要素や特徴も、赤ワインの要素や特徴も、多少の差は
ありますが、それらが必ず共存しています。
冷やして味わえば、白ワイン的爽やかさが口中を満たし、高い温度で
味わえば、赤ワイン的深みが口中を満たします。ここにどういう利点
があるのかと言えば、1本で2つの状況に対応できる。つまり、一度の
食事(普通は数品食べるでしょうから)に複数種のワインを合わせる
必要がなくなる訳です。
ロゼワインを初めは冷やしておけば、白ワインの役割を果たし、食事
が進むにつれ、赤ワインが必要な状況になるのなら、冷やすのを止め、
温度を上げてあげ、赤ワインの役割を果たす様にしてあげるれば良い
のです。
因みにワインの温度は、室温で10分につき約1度上昇します。例えば、
7度のワインを11度にしたいのなら、40分程必要になります。
そんな利点に加え、外観の美しさにも人気の秘密があると思います。
欧米ではロゼワインをサマーワインやリゾートワインと呼び、青空の
下、リラックスして過ごすヴァカンスの時に、大いに楽しむワインと
して親しまれています。
想像して下さい。グラスに注がれた美しい色調のロゼワインと真っ青
な空のコントラスト。白い砂浜、緑鮮やかな山や森、涼気を運ぶ微風、
そして自然が奏でる心地良い音、そんな中でロゼワインを楽しむなら、
バラ色のハッピーさが舞い降りて来ます。
日本でのロゼワインの不人気を常に憂慮し、どうにかしなければなら
ないと色々策を練り、施していますが、一筋縄では行きません。


そこで今日もロゼワインを取り上げ、ロゼワインの認知度のアップを
計りたいと思います。今日のロゼワインはイタリアのサルデーニャ島
で造られました。地中海沿岸部で育ったブドウで造られるワインは、
白、ロゼ、赤に関係なく、爽やかさを感じるドライ・ハーブのヒント
を持っています。フランス語でGarrigue/ガリーグと呼ばれる石灰質
の乾燥した大地、そこに生える種々のハーブや低灌木のある風景の事
を指しているのですが、それが地中海沿岸部で目にする典型的な自然
です。
その自然の中のハーブや低灌木に影響を受け、その香りを取り込んだ
ブドウが育んだ実でワインを造ると、先程の爽やかさを感じるドライ
・ハーブのヒントがあるワインになるのです。そのヒントを感じると
そのワインは地中海沿岸エリアで造られたワインだなと予測できる。
これが私達、ソムリエがブラインド・テイスティングでワインの産地
を特定できる秘密(予備知識)です。
今日、紹介するロゼワインにもガリーグをイメージできる香りが明確
に備わっています。また、赤ワインに通じる深み(渋味/タンニン)も
ハッキリとあり、低めの温度で爽やかさを、高めの温度でふくよかさ
を楽しめる二面性、マルチなワインです。


そのロゼワインがこちら!!ラベルにAragosta/アラゴスタ(伊勢海老)
が描かれていて、伊勢海老の料理と一緒に楽しむと良いワインなのか
と思うでしょう。それもありですが、アラゴスタには形容詞としての
用法もあり、それは赤紫色のと言う意味で、このロゼワインの色調を
表現しているとも言えます。また、サルデーニャ島を取り囲む海には
伊勢海老がたくさん生息している事から、サルデーニャ島をイメージ
し易い、サルデーニャ島のシンボル的存在としてラヴェルに描かれて
いるそうです。
*Aragosta 2018 Rose / アラゴスタ2018ロゼ
飲み頃温度:11~14度。爽やかさを生かすなら、7度で。
<コクのある辛口>
1,600円


この(ロゼ)ワインにはこれをTo Go。To goするのは「上州赤城鶏
のつくね串焼き(塩味) by 屯かおす」です。この串焼きはタレ味も
ありますが、アラゴスタのロゼに合わせるのなら、塩味の方が断然、
お勧めです。
噛むと口中に広がるシソの風味のアクセントに爽やかさを、軟骨から
のほのかな苦味旨味、焼き目から来る香ばしいロースティーさがこの
ロゼワインの持つ香り、味わいにリンクし、共通する要素を引き立て
合います。
先程、飲み頃温度が11~14度で、爽やかさを生かすのなら7度と言い
ましたが、屯のこのつくね串焼きを塩味で食す時は7度、タレ味で食す
のなら11~14度がお勧めです。


屯(かおす)は太田市浜町にあります。電話で色々尋ねてみて下さい。
どうやらCOVID-19に関して、群馬県を含め39県では動きがありそう
です。が、COVID-19が消えた訳ではありません。賢い私達は今後も
引き続きstay at home、keep safeで家飲みを満喫して参りましょう。
当店は、皆様の為に、そして自分の為に、家飲みを強力にアシストし
続けて参ります。