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退店まで、店の外でお待ち下さい。
「新型コロナウイルス(COVID-19)に感染しない。感染させない。」
あまりにも抽象的な質問かもしれませんが、私達、日本人が比較的好む
白ワインはどんなワインかと問われれば、こう答えるでしょう。
ふきのとう、こしあぶら等の山菜を食べる機会が多い。分葱など青みの
薬味、青のりを料理に添えて食べる事が多い。そんな食生活を考えると
青みのニュアンスがあるSauvignon Blanc/ソーヴィニョン・ブランの
白ワインを比較的好むのではないか。
また、大根、ごぼう等の根野菜、白菜、ネギ等の葉野菜、カキ、タコ、
イカ等の生の魚介を食べる事が多い。こんな食生活を考えると苦味旨味
に対応する要素があるPinot Grigio/ピノ・グリージョ等のグリ・ブドウ
で造った白ワインを心地良く感じるのではないか。
ソーヴィニョン・ブランのワインはピノ・グリージョのワインに比べ、
見かける機会が多いでしょうし、チリ産やオーストラリア産はお手頃な
価格で買えますので、飲む機会に恵まれていると思います。
そこで今日は、ピノ・グリージョの白ワインを紹介したいと思います。
ピノ・グリージョはピノ品種です。ブドウは果皮の色が脱落したり、逆
に色が付いたりする、いわゆる突然変異をし易い植物の代表格で、ピノ
品種の中の果皮が濃い紫色をしたPinot Noir/ピノ・ノワが突然変異をし、
果皮の色素が脱落し、ピノ・グリージョが誕生したとされています。
ピノ・グリージョは名前の通り、果皮が灰色ぽい(イタリア語で灰色を
グリージョと言います。)ピンク色をしたピノ品種です。その灰色ぽさ
にワインへと移行する心地良い苦味の成分が含まれています。
ピノ・グリージョ(Pinot Gris/ピノ・グリとも言いますが)はワインに
なった時、大きく見て2つのタイプがあります。ひとつは色調にグレー
のトーンを感じず、香りは爽やかで、口当たりは軽快、酸味とミネラル
のシャープな広がりがある。もうひとつは色調にグレーのトーンを感じ、
果実味が凝縮し、コンポートの様なニュアンスがあり、味わいは苦味の
アクセントが明確で、ミネラル・ウォーターの硬水をイメージさせる様
な骨太さがある。こんな感じです。
但し、前者のタイプにも軽度ながら、苦味の心地良いアクセントを感じ、
後者が赤ワインぽさがシッカリあるとすれば、前者はロゼワイン的なと
形容できるでしょう。
今日、紹介しますピノ・グリージョのワインはどちらかと言えば、後者
のタイプになりますが、前者に近いと補足した方が良い程の酒質をして
いて、軽快さ、爽やかさも感じます。
そんなピノ・グリージョのワインがこちら!!イタリア北部、風光明媚な
風景の中にあるガルダ湖の湖畔が原産地です。この地は今、COVID-19
が猛威を振るう最たるエリアの一つですが、本来は、穏やかで平和な、
そして静かに時が流れる様な居心地の良い所です。
でも、もう元には戻らない。ガルダ湖の周辺も、この日本も。過去とは
決別しなければならない。もう、振り返るな。前だけを見て進み続けろ。
誰もが既にそう悟っているはずです。口にこそ出しませんが...。
地獄絵巻の中に入り込んでしまったかの様なイタリア、特に北イタリア。
それでも尚、そこにいるワインの仲間たちは明るい未来が必ず来る。と
信じ、ブドウを造り、この秋にはそれでワインを造ろうとしています。
私達の日本も決して楽観できる状況ではありませんが、まだ明るい兆し
は、イタリアよりも今、ハッキリとしています。Stay at home. Keep
safe.自分たちの安全の為に、そして、彼らの平和が早くやって来る様に
祈り、このワインをしみじみと味わって頂きたいと思います。
*Santa Sofia 2018 Pinot Grigio
サンタ・ソフィア2018ピノ・グリージョ
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある、やや辛口>
1,800円
ピノ・グリージョのコクのある酒質に典型の香り、生アーモンドを連想
する香りがあり、このワインの産地の地味、フリンティーさも感じます。
味わいには軽度のタンニン(苦味渋味のアクセント)を感じ、ふくよか
なコクを感じます。一方で、メントールを思わせるハーブのヒントをも
感じ、赤ワイン的ニュアンスを白ワインに引き戻し、全体の印象はロゼ
ワイン的なと言えるでしょう。
こんな酒質のワインにはこれをTo Go。TGIF today.金曜ロードショー
(今晩はSISTER ACTです。)でも見ながら、軽く何かをつまみ、この
ワインを味わい、CMの時にはガルダ湖畔に思いをはせる。そんな夜に
してみませんか?
To goするのは「オリーブオイルで揚げたポテトチップス by ローソン」
です。揚げ油がオリーブオイルならではの軽いテイストと清々しさある
風味を楽しめます。通常のポテトチップスとはひと味もふた味も異なる
味わい深いポテトチップスです。
オリーヴ・オイルを味わった事がある方ならお判りでしょうが、一般的
なサラダ油と異なり、オリーヴ・オイルは酸味と苦味のメリハリがあり、
ハーブを思わせる爽やかさもあります。
そこで、合わせるワインに必要な要素が明らかになります。オリーヴ・
オイルの風味にリンクする事、ジャガイモ(根野菜)の大地の味わいに
リンクする事です。
今日、紹介のピノ・グリージョのワインにはハーブのヒントがあります。
苦味旨味のアクセントがあります。だから、オリーヴ・オイルの風味と
融合します。ガルダの大地の地味があります。だから、根野菜の地味と
融合します。
映画、白ワイン、ポテトチップスのマリアージュで、金曜の夜を飾って
下さい。当店は、皆様の家飲みを強力にアシストして参ります。

