2020年3月30日月曜日

まったりと過ごす時にはベストかも




3月最後の日曜日はとても寒い上に雪まで降り、各知事から自県民
に外出自粛のお願いがあった事もあり、多くの方が家でまったりと
過ごしたのではないでしょうか。当店前の幹線道路は通常の日曜日
に比べ、半分以下の交通量だった事からもそう想像できます。
どこかへ出かけて必要以上に散財し、疲労感だけ持ち帰るよりも、
家で好きな事をし、くつろぐ方が経済的だし、しかも安全で良いと
気づくチャンスになったかもしれません。
総理の演説にありましたが、新型コロナウイルス/COVID-19との
戦いは長期戦になると覚悟しなくてはなりませんので、家に止まり
いかに楽しく過ごすかを模索する必要があるでしょう。
当店はワイン専門店ですので、食に関連するアシストならできそう
です。今まで家で食事をする際、料理にワインを合わせ、お互いの
素晴らしいマッチング(ワインと料理のマリアージュ)を堪能する
事なく、ただ食べて、ただ何かを飲んでいたと言うあなた。これを
契機に食の楽しみを増大させてみませんか?

店を閉めてから寝るまでの間くらいはまったりと過ごしたいと思い、
金曜日の夜は金曜ロードSHOW!(映画)をTVで見ながら、近くに
あるOyster and Wine Bar RITZ Bar RITZ特製の鴨のリエットと
赤ワインをマリアージュさせ、至福のひと時を創造しています。
店名の通り、リッツはオイスター・バーなのですが、料理がとても
上手なスタッフが常駐していてカキを使った料理、他の貝を使った
料理、貝類とは別の食材を使った料理も楽しめます。
リッツはアルコール飲料の充実も素晴らしく、当店が厳選し、供給
しているワインの他に、樽から注がれるブルックリン・ラガーなど
のビール、更には日本酒やハードリカーも揃っています。
当店は20時閉店ですので、金曜日の夜は店を閉め、ワインの配達が
ある時はそれを済ませた後、20時30分頃に鴨のリエットを受け取り
にリッツに行きます。その後、直ぐ店に戻り、精算などの後片付け
を一通り終え、部屋に戻れば、至福のひととき、リエットとワイン、
映画のマリアージュ・タイムの開始です。
リエット/Rilletesとはフランス料理の一品で、豚、ウサギ、鶏、魚
などの肉を煮てペースト状にし、ラードで覆った保存性のある食品
です。一般的には、薄くスライスしたバゲットに塗って(乗せて)
食べます。
リエットは十分な水分を含んでいて、そのなめらかな食感に和みを
感じます。シットリ広がる味わいに深みがあります。口の中で溶け
広がる旨味の主張はしなやかです。味わう程に癒されます。リッツ
のリエットは真にその様な感じに仕上がっていて、まったりとした
時をサポートしてくれます。
そんなリッツのリエットにマリアージュさせたい赤ワインは、熟成
で洗練され、若さ故のとがった所がなく、シルクの様なすべすべと
した感覚、しなやかに広がり身体に染み入る様な触感があるこちら
のワインになります。


その赤ワインはフランスのボルドー地方のワインで、Merlot/メルロ
を主体に造られています。そしてヴィンテージはな、何と2000年!!
20年の時を経て、今、皆様の前にさっそうと登場です。
筋骨隆々の若い時、それが20年間の長きに渡り少しずつ洗練され、
絹の様なすべすべとした感覚、しなやかに広がり身体に染み入る様
な触感を備えました。
また、メルロ主体の赤ワインには動物肉を噛んだ時に感じる血合い
のニュアンスがブドウ由来の個性として備わっていて、触感/食感
だけでなく風味でも鴨のリエットと同化します。
「Oyster and Wine Bar RITZの 鴨のリエット」に「2000年に
誕生した赤ワイン」そして「まったりとしたひと時」それは「今、
家でのベストな過ごし方」。是非、実践してみて下さい。


リッツの鴨のリエットにパーフェクトなマリアージュをするのは、
こちらの赤ワインです。
*Chateau Dudon 2000 Premieres Cotes de Bordeaux
 シャトー・デュドン2000プルミエ・コート・ド・ボルドー
飲み頃温度:15~18度。
<熟成感抜群のミディアムボディー>
3,500円