2020年2月7日金曜日

スペインと群馬県、そのスペシャリティーの融合

皆様にとってかつ丼とは?ここ群馬県では皆様が思っている所謂
あのタイプのかつ丼をイメージしない人がかなりの数いると推測
しています。
今回はあのタイプではないかつ丼にマリアージュするスペインの
スペシャリティーを全4回シリーズの最終回として紹介します。
そのスペシャリティーとは前回紹介しましたMedium/メディウム
タイプのAmontillado/アモンティジャードと酒質を異にする別の
タイプのアモンティジャードです。メディウムとは少々異なり、
スパイシーさとシャープでホットな辛さが備わっています。
そのスパイシーさと、ホットな辛さがあのタイプではないかつ丼
の風味にリンクし、うっとりする程の至福のマリアージュを創造
してくれます。
あのタイプではないかつ丼とは?群馬県民ならもう既に分かって
います。いる筈です。そのかつ丼は群馬県にだけにしかないとは
言えないものなのですが、その味わいは群馬県で最もポピュラー
なそのタイプのかつ丼の味わいとはかなり異なります。
群馬県でかつ丼と言えば2つの勢力があり、その一つが群馬県が
発祥の地とされる「ソースかつ丼」です。いや、群馬県のかつ丼
に2つの勢力なんかないぞ。と反論されるかもしれません。県内
の東部(東毛地区と県民は呼んでいます。)では、あのタイプで
ないかつ丼の方が恐らく一般的で、王道のかつ丼と言えると思い
ます。
それではあのタイプではないかつ丼を紹介しましょう。こちらが
群馬県のかつ丼、ソースかつ丼です。当然の事ですが、店毎に味
のオリジナリティーがあり、揚げたかつに市販のとんかつソース
をかけただけなどと言う単純なものではありません。


華やかな香りがあり、スパイシーで、切れのある味わいのソース
がかつの衣に浸み込んでいて、その味わいはウスターソース的な
と表現できるでしょう。
前回のブログを読んだ方は今、ある事が閃いていると思います。
そう、ウスターソースの風味に合うアモンティジャードがある事
を。
昨日の昼食時に、実際にソースかつ丼とアモンティジャードとの
ハーモニーの検証をしてみました。予想通り、ウスターソース的
なスパイシーさのあるソースかつの味わいとアモンティジャード
の香り、味わいは驚くほどリンクし、パーフェクトに近い相性の
良さ、マリアージュを見せてくれました。


ワインと料理の相性の良さを生み出してくれる最も基本の条件は
お互いの風味に共通する要素がたくさんある事。それさえできる
なら、ワインと料理のマリアージュはそう難しくなく完成します。
群馬県、特に東毛地区(当店の所在地、太田市もこの地区です。)
のスペシャリティー、ソースかつとスペインのスペシャリティー
アモンティジャードとの素晴らしい、そして至福のマリアージュ
をご堪能下さい。
*Napoleon Amontillado/ナポレオン、アモンティジャード
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある辛口>4,000円