牡蠣、タコ、イカ等を生で食す事が大好きな私達日本人にも欠かす
事の出来ないスペインの最も有名な白ワインのひとつBias Baixas/
リアス・バイシャス。先日、このリアス・バイシャスのセミナー&
試飲会が東京で開催されましたので行って来ました。
16の生産者、31のブランドの出展で試飲ワインは恐らく100種類
近くはあったと思いますが、取引のある輸入元の取り扱いワインを
一通りテイスティングし、最も素晴らしい香味をしていたリアス・
バイシャスを本日、紹介致します。
その前にリアス・バイシャスについて簡単に。リアス・バイシャス
は上の画像の紫色でポイントされたエリアが原産地のワインです。
海のワインと形容され、現地でも生カキ、茹でたエビやムール貝と
共に楽しまれています。
リアス・バイシャスの原産地の南の地続きのエリアにはポルトガル
のVinho Verde/ヴィーニョ・ヴェルデと言うワインの産地があり、
リアス・バイシャス同様、海の幸の料理と共に楽しまれています。
98%と2%これはリアス・バイシャス・ワインの構成比です。ここ
日本国内では滅多にお目にかかる事の出来ないリアス・バイシャス
の赤ワインが全生産量の僅か2%だけ存在しています。残り98%は
白ワイン(含むEspumoso/エスプモーソ=スパークリングワイン)
で、ロゼワインはありません。ポルトガルのヴィーニョ・ヴェルデ
にはロゼワインもありますが。
非常にレアもの故、日本国内で出会った事はありませんがスペイン
で数度、味わった経験からリアス・バイシャスの赤ワインがどの様
な感じであったかと言いますと、果実味がリッチですので、魚介類
の料理と合わせるのでしたら、通常は赤ワインと非常に相性の良い
マグロやカツオの刺身ではなく、それらの角煮や煮穴子などと一緒
に合わせ楽しみたくなる赤ワインでした。
それでは試飲会でのベスト・リアス・バイシャスを紹介します。実
はこの白ワインとの出会いは今回が初めてではなく、昨年の11月に
香港で開催されたHong Kong International Wine and Spirits Fair
/香港国際美酒展に於いてでした。
そこで初めてテイスティングしたこの白ワインは一瞬で惚れ込んで
しまう程の秀逸さで、直ぐにでも店で販売したい衝動に駆られたの
ですが、当時はまだ日本に輸入されていなく、自分ひとりの楽しい
経験に留まっていました。それが知らぬ間に日本にやって来ていた
とは。
白い花や白い果肉の果実を思わせる華やかな香りがあり、この様な
香りが明確にあると生の魚介類との相性が普通は悪くなるのですが、
ワインに備わっている酸味とミネラルのシャープな主張、心地良い
苦味の存在が貝類、甲殻類、イカ、タコの苦味ある旨味との接点を
生み、嫌味(生臭さ)を創造しません。
今、旬を迎えている岩カキ、アワビ、ミズタコ、アオリイカを海水
のミネラリーさを生かしつつ味わう時、是非、この白ワインを活躍
させてあげて頂きたいと思います。
*Ramon Bilbao 2015 Rias Baixas
ラモン・ビルバオ2015リアス・バイシャス
相性の良い料理:柑橘類の酸味や青みの薬味、ハーブが良く合う
淡白な味わいの料理。チーズなら、シェーヴルタイプ。
飲み頃温度:7度。
<軽く、爽やかな辛口>
3,000円
ミズタコのカルパッチョと一緒に
干しタラのコロッケにも




