2017年6月27日火曜日

ロシアワインを飲みながらコンフェデ

SAMURAI BLUE(サッカー日本代表)が出場を逃していますので
いまいち盛り上がっていませんがFIFA Confederations Cup 2017
Russia(コンフェデレーションズ・カップ・ロシア大会)は28日
に準決勝を迎えます。


準決勝の組み合わせはポルトガルvチリ、ドイツvメキシコです。勝者
は7月2日にサンクト・ペテルブルクで決勝に臨み、残念ながら敗者と
なってしまった国は同日、モスクワで3位決定戦に臨みます。



世界的なイヴェントがあると必ず熱視線を浴びるのがその開催国なら
ではの特産品です。今大会はロシアで開催されていますので、注目は
やはりウォッカ?いや、今のロシアならワインです。
リベリアの永久凍土の地がありますので、極寒の地とイメージされて
しまうロシアですが、広大な国土はワインの銘醸地であるフランスの
ボルドーやブルゴーニュ、北イタリアのピエモンテなどとほぼ同北緯
にまで広がり、そのエリアでブドウを育み、ワイン造りをしています。
ロシアワインの大きな特徴はピュアな果実味を明確に備え、ワインが
ナチュラルな農作物の変化形であるとシッカリ認識させられる酒質で
ある事です。


この白ワインはChardonnay/シャルドネと言うブドウを100%使い
木樽で発酵し、木樽で熟成し造り上げた白ワインで最も芳醇な酒質
に仕上がっています。オイリーな口当たりに重厚な深みが加わり、
目を閉じて何も知らずに味わったなら赤ワインと間違える程のコク
を感じます。
ワインの酒質に合わせ、リッチなコクを備えた料理と一緒に合わせ
楽しむと良いでしょう。スパゲッティ・カルボナーラ、グラタン、
マヨネーズをかけた豚玉お好み焼きなどとの相性が抜群です。
Chateau Tamagne 2014 Chardonnay
シャトー・タマーニュ2014シャルドネ
相性の良い料理:クリームと使用した料理。脂肪分を含んだ料理。
チーズなら、カマンベール・ド・ノルマンディー。
飲み頃温度:15度。
<コクのある、ふくよかな、やや辛口>
3,000円


Cabernet Sauvignon/カベルネ・ソーヴィニョンと言うブドウで
赤ワインを造ると酸味とミネラリーさの主張が明確にあり、渋味
(タンニン)がドッシリと広がり、強いて言えば口当たりの硬い
酒質になりがちで、それがクラシックなスタイルで典型なのです
が、日夜の寒暖の差が大きく、栽培期の日照が豊かでゆっくりと
十分にカベルネ・ソーヴィニョンが熟した場合、その実をワイン
にすると、カシスやそのリキュールを思わせる華やかさがあり、
口当たりはしなやかでエレガントさを感じる酒質になります。
ロシアのワイン産地は大陸性気候の下にあり、ブドウ栽培期には
降水がほとんどなく、日夜の寒暖の差がとても大きく、同緯度の
ボルドーに比べ、カベルネ・ソーヴィニョンは完璧に熟します。
その結果、ボルドーのカベルネ・ソーヴィニョンの赤ワインの様
に青みの野菜を思わせる香りや硬い口当たりがなく、丸みのある
しなやかな口当たりでピュアなフルーティさのあるワインになり
ます。
香りが華やかで優しい味わいをしていますので、ワインだけでも
十分に楽しめるのですが、料理と合わせるのならテリヤキソース、
中濃ソース、オタフクソースなどで華やかさを加えた料理が最高
の相棒となります。
Chateau Tamagne 2014 Cabernet Reserve
シャトー・タマーニュ2014カベルネ・リザーヴ
相性の良い料理:脂肪分を含んだ旨味のある料理。
チーズなら、パルミジャーノ。チェダー。
飲み頃温度:15~18度。
<まろやかなミディアムボディー>
3,000円


シャトー・タマーニュはFIFAコンフェデレーションズ・カップ・
ロシア大会のスポンサーです。