2016年12月25日日曜日

Xmas/クリスマスを迎え、2016年は最後の7日間に入りました。聖夜
には最高のワインを。「ホワイト・クリスマスになって欲しいけれど...。
白ワインを飲んでしまったなら、きっと赤ワインを飲むよ。」そんな粋
な看板がありました。




それを見たからには、今夜、身体温まる料理と一緒に楽しんで頂き
たい赤ワインを紹介しない訳には行きません。合わせ味わうと良い
料理もお勧め致します。




こちらはルーマニアの赤ワインです。自国の固有品種Feteasca
Neagra/フェテアスカ・ネアグラで造りました。紫色の花や果実を
思わせる華やかな香り、ギュッと詰まったリッチな果実味、角々
しさの全くない柔和な酒質の中に優美に広がる果実味と渋味の
ハーモニーが心地良いワインです。




このタイプの赤ワインは甘味旨味のある醤油タレと玉子の融合
した味と素晴らしいマリアージュを奏でます。冬の定番、温かい
鍋料理のすき焼きを一緒にお楽しみ頂くと良いでしょう。但し、
このワインには香味野菜をイメージできる香りがありませんので
すき焼きには春菊は入れず、また長ネギも白い部分だけにした
方がベターです。
*Budureasca 2014 Dealu Mare Feteasca Neagra
 ブドゥレアスカ2014デアル・マーレ、フェテアスカ・ネアグラ
飲み頃温度:15~18度。
<まろやかなミディアムボディー>
2,500円(消費税別)




こちらはイタリアの赤ワインです。Pinot Nero/ピノ・ネロ(Pinot
Noir/ピノ・ノワのイタリア語名)で造りました。2009年産で抜群
の熟成感を堪能できます。
ピノ・ネロ(ピノ・ノワ)の赤ワインで、このタイプはあまり出会う
事がないのですが、鴨や鹿などジビエの肉に感じる鉄分ぽさ
やドライさ、血合いの様な野趣さを味わいに含む芳醇な酒質
をしています。



このタイプの赤ワインはすき焼きと一緒に楽しむのであっても、牛肉
よりも鉄分ぽさをシッカリと感じる鴨肉の方が良く、熟成により香りは
落ち着きフルーティーではありませんので、玉子をつけず、鴨肉から
の出汁、野趣な味わいをワインの香味と同化させ両者をマリアージュ
させると良いでしょう。
*Fraseggio 2009 Pinot Nero dell'Oltrepo Pavese
 フラセッジョ2009ピノ・ネロ・デッロルトレポ・パヴェーゼ
飲み頃温度:19度。
<熟成感抜群のミディアム~フルボディー>
3,000円(消費税別)





こちらはタイの赤ワインです。Syrah/シラーで造りました。シラーは
南フランスにオリジンを持つブドウで、温かいエリアの栽培に適性
があります。タイなど東南アジアのモンスーン気候帯にあるワイン
産地にも非常に良く適応し、南フランスのシラーのワインに決して
劣らないワインが出来上がっています。
インキーな華やかな香りと柔和な口当たりはフェテアスカ・ネアグラ
のワインと類似しています。それに加え、リッチなふくよかさと刺激
あるスパーシーなアクセントがあり、ジビエ肉を思わせる野趣さも
シッカリとあります。
前者の2種類の赤ワインに合わせたよりも脂肪分が多く、コッテリ
としたコクのある料理の方がこの赤ワインにより良く寄り添います。




このタイプの赤ワインは煮込んだ濃厚な味わいととても良く調和し
素晴らしいマリアージュを創造します。じっくりと時間をかけて調理
したビーフシチューはこの赤ワインの最高の相棒です。ローリエや
香辛料の刺激をいつもより少しだけ多く感じる様にビーフシチュー
を造るのがお勧めです。
*Heritage 2013 Asoke Valley Syrah
 ヘリテジ2013アソーク・ヴァレー、シラー
飲み頃温度:19度。
<まろやかなフルボディー>
3,000円(消費税別)