・生カキにレモンorポン酢
→ステンレスタンクで造った軽く、爽やかな辛口白ワイン
・生カキに何も添えず、磯の風味で
→ステンレスタンクで造ったコクのある辛口白ワイン
・生カキに紅葉おろし
→ステンレスタンクで造ったコクのある辛口白ワイン
or渋味(タンニン)の強くない辛口ロゼワイン
・生カキに香味野菜
→ステンレスタンクで造ったハーブ香のある辛口白ワイン
・カキフライをレモン塩で
→ステンレスタンクで造った軽く、爽やかな辛口白ワイン
・カキフライをソースで
→フルーティーなライトボディーorミディアムボディーの赤ワイン
・カキフライをタルタルソースで
→木樽熟成したコクのある辛口白ワイン
・クリーム煮
→木樽熟成したコクのある辛口白ワイン
・グラタン
→木樽発酵熟成したコクのあるふくよかな辛口白ワイン
・燻製
→木樽熟成したコクのある辛口白ワイン
or木樽発酵熟成したコクのある辛口白ワイン
orコクのある辛口ロゼワイン
orフルーティーではないミディアムボディーの赤ワイン
Balletto Vineyards/バレット・ヴィンヤーズのワインの日本初上陸
を記念し、今が旬のカキとのマリアージュを連載しています。既に
生のカキにレモンとワイン、カキのクリーム煮とワインを取り上げ
ましたが、上の組み合わせでご覧頂ける様に、カキ料理に合わせ
楽しめるワインは白ばかりではありません。
カキ料理を食べながら赤ワインだって飲みたい。そんなあなたの
為に、本日は最もポピュラーなカキ料理のカキフライを取り上げ、
赤ワインとマリアージュさせましょう。
カキフライはフライですから、基本的には油で揚げてあります。この
調理により、カキフライ自体に油分が備わる事になります。油分は
渋味成分(赤ワインのタンニン)を包み込み、主張を和らげる作用
があり、その結果、赤ワインと心地良く調和します。ですので、カキ
をフライにした時点で赤ワインと合わせ楽しめる可能性が出て来る
訳です。その可能性を高め、カキフライと赤ワインのマリアージュの
世界を創造するにはもう一工夫必要です。
料理とワインの相性の良い組み合わせを決定付ける要因は料理が
どんな味わいになっているのか、つまり料理の味を作るのに使って
いる調味料が何かと言う事にあります。
カキフライを食べる時、レモン塩で食べる。タルタルソースをかけて
食べる。ソースをかけて食べる。これら3つが主な食べ方でしょう。
レモン塩で食べるのなら、ワインとの相性はレモンの爽やかな酸に
影響を受けるので、ワインにも同様の爽やかさがあると良い訳で、
既に紹介したバレットのアンオークド・シャルドネがベスト・チョイス
です。
タルタルソースをかけて食べるのなら、タルタルソースのクリーミー
さ、オイリーさ、コクに合わせ、同様のコクがあるバレットの樽熟成
シャルドネ(前回のブログで紹介)がベスト・チョイスです。
ソースをかけて食べるのならどうでしょうか。ソースの味わいが赤
ワインの味わいをカキフライに引き寄せるのですが、引き寄せると
言っても限度があります。渋味がシッカリある重厚なフルボディー
の赤ではカキフライを食べている事を忘れてしまいます。赤ワイン
には控えめな上品さが必要です。
そしてソースにも気を使ってみましょう。ソースの原料は果実など
ですが、ウスターにはスパイシーさを、中濃にはフルーティーさを
比較的強く感じます。その個性を十分に生かしたい訳です。
バレットとカキの連載ですので、本日紹介のバレットの赤ワインの
酒質を考え、カキフライには中濃ソースをかけると言う前提で話を
進めたいと思います。
中濃ソースはソースの中で比較的フルーティーでまろやか、甘味
を感じます。それに類似する香味を持つ赤ワインを選び合わせて
あげるのなら、両者が反発し合う事はありません。
Balletto 2014 Russian River Valley Pinot Noir/バレット 2014
ロシアン・リヴァー・ヴァレー、ピノ・ノワは十分に熟したピノ・ノワ
がワインへもたらした苺のグミを思わせる様な甘いニュアンスの
香りがあり、フルーツのピュアさを基調に、まろやかで柔和さに
満ちた酒質をしています。フルーティーで甘いニュアンスがあり
角のない優しさがある事がポイントです。
このタイプの赤ワインは脂肪分のある料理を必要とせず、照り
焼きソース、味醂の上品な甘味のある醤油味があれば、その
料理とマリアージュを奏でる事が可能で、おたふくソース、中濃
ソースで食す料理との相性にも優れています。
カキを食べる時にだって赤ワインを楽しみたい。そんな時には
「カキフライに中濃ソース」。これでOKです。
この冬は、日本初上陸、バレットのピノ・ノワとカキフライに中濃
ソースのマリアージュを是非、堪能してみて下さい。
飲み頃温度:15~18度。
<まろやかなミディアムボディー>
バレットのワインの価格は店頭でご確認下さい。
