2016年9月29日木曜日

こんなにもある未知のワイナリー

当店には日本の消費者の皆様にまだまだ馴染みの少ない、ワインと
イメージが結び付かない国からやって来たワインがかなりあります。
ヨーロッパからですとロシア、ルーマニア、モルドヴァ、イギリスなど、
アジアですと中国、インド、タイのワインがあります。
アジアは今までワインの消費ばかりが先行し、ワイン造りに関しては
遅れている、世界の基準に達していないとされていました。しかし、
それも今では過去の事。中国では驚きの品質のボルドースタイルの
赤ワインが多数誕生していますし、インドには恐らくアジアで最初に
世界基準に達したワインがあると認知されていますし、タイには常識
を覆す低緯度から品種個性の明確な優れたワインが誕生しています。




上の画像をご覧下さい。東南アジアです。ここにどれ程のワイナリーが
あると思いますか?先日、調べて驚きました。信じ難いエリアに所謂、
フルーツ・ワインなどでなく、ワイン醸造用品種からシッカリとワインを
造るワイナリーがいくつもあるのです。
東南アジアにあるワイン醸造用ブドウからワインを造るワイナリーは、
ミャンマーに2、タイに7、ラオスに1、ヴェトナムに8、カンボジアに1、
インドネシアに2あります。
タイのワインの品質は世界のワイン市場でも十分に認められています
し、実際に現地のワイナリーを訪問し、畑、醸造所を確認し、ワインの
品質も厳密にチェックし、全てを納得した上で店で販売していますので
ここで言うまでもありませんが、過日、味わったミャンマーの赤ワイン
には正直、ノック・アウトされました。




それが上の画像で、Myanmar 1st Vineyard Estate/ミャンマー・ファースト・
ヴィンヤード・エステートが造るAythaya/アイタヤです。Syrah/シラー主体
の赤ワインで、ラヴェンダーやブルーベリーの香りがあり、リッチな果実味
としなやかに主張する渋味(タンニン)を豊かなアルコールのヴォリューム
が支え、フルーツとオーク樽由来の成分の優美なハーモニーを感じる事
が出来る酒質をしています。シラーの典型的な赤ワインと言えるでしょう。
このワインは日本には輸入されていない様ですが、ミャンマーへ旅をする
機会があれば、出国時の空港ロビーにあるワイナリーの直売所で購入し
味わう事が出来ます。
ワインの完成度の高さにさえ驚かされますがそれがミャンマー産なのです
から、その驚愕度は筆舌に尽くし難いものがあります。こんな所にもこんな
にも素晴らしいワインが。時が変われば、常識も確実に変化します。東南
アジアのワイン、注目して行きましょう。