レストランで一人で食事をする事に抵抗はないのですが、それが海外で
しかもワイン産地でとなると躊躇してしまいます。著名なワイン産地には
厳選されたワインと素晴らしい料理のマリアージュを楽しめるレストラン
が必ずあります。その様なレストランで一人でゆっくりとマリアージュを
楽しむとなると、色々な障害、制約があり、実際には困難と言わざるを
得ないでしょう。一人でワイン産地を訪問する事がほとんどの自分には
レストランで地場のワインと料理のマリアージュを楽しめないのが唯一
の欠落事項です。
そうであっても、建物や立地の雰囲気ぐらい自分の目で感覚でチェック
してみたいと思い、今、ナパ・ヴァレーで最もホットなレストランを訪ねて
みました。
上の画像はSt.Helena/サンタレーナにあるレストランPress/プレスです。
このレストランに関心があるのはここで働いているKelli White/ケリー・
ホワイトさんがNapa Valley Then and Now/ナパ・ヴァレー・ゼン・アンド
・ナウと言う史上初のナパ・ヴァレー完全ワイナリーガイドブックを執筆
したからです。彼女がどの様なレストランで働きつつ、本を完成させた
のか。
重々しい雰囲気の荘厳な建物を想像していましたが、シンプルで非常
に洗練された感じの建物です。中に入ってはいませんが、外から内部
を覗き見した限りでは落ち着いた雰囲気で、やはりシンプル、センスの
良さを感じます。
1000種類近いナパ・ヴァレーのワインがオンリストされ、自社畑の野菜
をふんだんに使ったローカルテイストの料理に合わせ、楽しめるそうで
連日満席との事。この地のワイン関係者が集う店としても有名です。
こちらがケリーさん。4年半の歳月をかけ、創り上げた1,200ページで
厚さ約10cmの大作はナパ・ヴァレーの歴史、ワイナリー、産地、更に
ワインを座学する際の必携書になる事でしょう。
そしてこちらはOakville/オークヴィルにあるBrix/ブリックス。この地
一の高級レストランとして名を馳せています。こちらのレストランは
Kelleher Family Vineyard/ケレハー・ファミリー・ヴィンヤードと言う
ワイナリーを所有していて、このワインをメインにナパ・ヴァレーから
厳選したワインも合わせサーヴィスしています。
こちらのレストランでもオークヴィルや隣街Yountvill/ヨーントヴィル
のワイナリー関係者が日夜集うサロンの役割をはたしていて、先月、
不慮の自動車事故で他界したKapcsandy Family/キャプサンディー
・ファミリーのワインメーカーは別のワイナリーの友人とここで食事を
した帰路だったそうです。
3軒目はナパ・ヴァレーで最も有名で、最も予約が取れない店で
しかも周りにはこの店を一目見ようとやって来る観光客で賑わう
French Laundry/フレンチ・ランドリーと言うニュー・アメリカン・
キュイジーヌ・レストランです。
閑静な住宅地の一角に店を構え、目立つ看板がありませんので
正確な位置を知らなければ通り過ぎてしまう程です。木のぬくもり
を感じる素朴な外観からは静かに落ち着いて、ゆっくりとした時の
中で食事が出来そうなイメージを持ちます。
ガイドブックによると、大皿に小さなポーションでサーヴィスされる
料理はナチュラルでヘルシー、味わいは言わずもがな。この地を
訪問する事が前もって判っているのなら、予約を入れ、是非とも
味わいに行って頂きたいレストランです。。
