2016年5月3日火曜日

MIYAMAとは上毛三山から名付けたのか?

当店の開業は1997年。それ以来、一度も途絶える事なく販売し続けて
いるAKAGI WINE VIN ROUGE/アカギ・ワイン、ヴァン・ルージュ。
その品質は飲めば誰もが納得する高次元。しかも、輸入ワインも輸入
果汁も一切使っていない純国産の日本ワイン。海外の生産者を訪問
する際に時々、このワインを持参し、飲んでもらうのですが、フランス
でも、イタリアでも、アメリカでも、その品質に必ず驚いてもらえます。
この商品を世に送り出しているのは群馬県中之条町にある塚田農園。
この塚田農園には他にも驚きの品質の白ワインがありました。当店は
今年から群馬県産の日本酒の販売を止めましたので、その代わりに
その白ワインの販売を始める事にしました。
日本酒の代わりに白ワイン?と思うでしょうが、赤ワインと違いどちら
にもタンニン(渋味成分)が含まれていない事。また、この白ワインの
酸はリンゴ酸なのですが、主張がシャープ過ぎなく、(厳密に言うなら
日本酒の酸は乳酸なので異なりますが、)日本酒に類似する要素を
感じる事。ワインのボディーを構成する硬水を思わせるニュアンスが
日本酒の旨味であるコハク酸に通じる苦味と重なる事。
それらの事からこの白ワインは日本酒の代役を十分に果たせるもの
と考え、既に取り扱いのアカギ・ワイン、ヴァン・ルージュと共に群馬
県産品として当店でこれから継続販売して行く事となりました。その
白ワインはこちらです。



MIYAMA Tete de Cuvee VIN BLANC/ミヤマ、テット・ド・キュヴェ、
ヴァン・ブラン、大切な友の為に選ばれたと注釈が表ラベルにあり
ます。




群馬県を代表する観光地、上毛三山。上の画像の黄色い○ですが、
右から赤城山、榛名山、妙義山です。この三山からMIYAMAとした
真に群馬県をイメージさせる商品名です。
余談ですが、何故、上毛なのかと言いますと、古墳時代に群馬県の
辺りは上毛野と言われ、大宝4年の政令で上野国(こうずけのくに)と
改名され、後に群馬なったとの事で、今でも群馬のと言う形容代わり
上毛と言う単語をしばしば使っています。
群馬県を代表する3つの山を上毛三山と言う様に上毛...と言われる
ものが多数あり、群馬県の新聞は上毛新聞、群馬県人なら絶対に
知っていてやった事のない人がいないかるたは上毛かるたです。
アカギ・ワイン(赤ワイン)に加え、新たに加わったミヤマ(白ワイン)
を県外の方へのお土産に是非、お使い下さい。
*ミヤマ、テット・ド・キュヴェ、ヴァン・ブラン
相性の良い料理:わずかな脂肪分を含む素材、オリーヴオイルや
           バターを使用した料理。
           チーズなら、ゴーダ。
飲み頃温度:11~14度。
<コクのある辛口>
1,500円(消費税別)