机上の知識と実際に五感を駆使して現場、現地で得た知識には大きな
隔たりがある。そう思い知らされる事がワインの世界では多々あります。
先日、訪問した北京、そして中国のワイナリー、更に中国のワインには
自分が今まで描いていた事と良い意味でギャップがあり、中国に対し、
いかに無知であったかを明らかにされました。
ワインはブドウから造られる。春に開花し、結実し、秋の収穫に向けて
成熟し、意図した熟度の時に収穫し、醸造に入る。この様な工程の後、
ワインとなり、私達の元にやって来る。しかし、それぞれの過程の詳細、
事実を正確に理解しているでしょうか?ワイン業界にいても、栽培醸造
に携わっていなければ、机上の知識としてでしかありません。
この度、甲州と言う日本のオリジナルとも言えるブドウから世界に衝撃
を与えた白ワインを造る中央葡萄酒(グレイスワイン)が収穫期の畑、
そこにあるブドウの真実を見聞できるチャンスを創ってくれました。この
時期、このタイミングで造り手のガイドにより、実地見聞できる事は超
が付くほどレアケースです。
世界に認められた甲州ブドウの白ワインはどこで、どの様に、どうやって
誕生するのか。机上の知識では対応不可能なその真実を中央葡萄酒の
スタッフのガイドで見聞して来ます。
その為、17日(木)は休業させて頂きます。知っていそうで実は知らない
甲州ブドウ、そしてその白ワインの真実をシッカリと学んで来たいと思い
ます。ご来店予定でしたお客様にご不便をおかけ致します。何卒、宜しく
お願い申し上げます。