2015年8月29日土曜日

北京龍徽葡萄酒博物館 1

初の北京滞在での目的の一つは中国のワインの歴史を創って来た
現在のBeijing Dragon Seal Wines Co..Ltd./北京ドラゴン・シール・
ワインズのワイン博物館を見学する事でした。
理由は簡単。中国のワインの歴史を知る事が出来る。しかも、北京
の中心地からそれほど遠くなく、地下鉄1号線で博物館の最寄り駅
(玉泉路)まで行き、後は徒歩で約30分。やる事が沢山ある中での
短時間での計画遂行はベストです。
実際に行ってみた所、絶対に迷う事のない場所にそこはありました。
観光地巡り、土産買い巡りも良いですが、この様な近場にあります
し、迷う事もありませんので、北京に行った際には是非、訪れてみて
下さい。半日あれば十分です。


上の画像は博物館の周辺地図です。玉泉路に下(南方向)を指した
赤い矢印を付けてみましたが、矢印の先に駅があります。
玉泉路駅で降り、地上に出て、先ず玉泉路を探します。地上に出た
所がその道ですので、迷う事はないと思います。後は玉泉路を一切
それずに真っ直ぐ進むだけです。3㎞近い道のりですので、少々気合
が必要でしょう。
玉泉路の両サイドは集合住宅が途切れずに立ち並んでいます。閑静
な雰囲気で、街並みの雰囲気を感じつつ、博物館に向かう事ができ、
実際よりも近く感じます。
日本では考えられない様な幅の広い道路(中央には高架道路を併設)
100m近くはあるのですが、この道を渡り切った角が目指す地です。


道を渡り切り、更に100m近く進むと上の画像の門があります。ここが
北京龍徽良酒有限公司と北京龍徽葡萄酒博物館への入口です。門
の左側に守衛室がありますので、博物館へ行きますと告げましょう。
勿論、中国語でです。そうしないと、不審者と判断され、困った状況に
なる可能性があります。
あちらですよ。と教えてくれた先を見ると下の画像、博物館の入口が
100mほど先にあります。


樹脂製の仕切りを通り、中に入ると左側に博物館スタッフが座って
います。彼女達に博物館を見学したいと告げます。その前に、日本
では店などに入る際に、こんにちは等の挨拶をしない人が多いです
が、海外では必ずして下さい。これをするのとしないのでは、対応が
全く異なります。
ワイン関係の場所ですから、英語が通じると予想していたのですが、
やはり中国では簡単な会話を中国語で出来る様にしておいた方が
ベターです。googleで中国語変換し、それをメモして、必要に応じて
読めば良いので、難しい事ではありません。
入場料は30元(滞在時の換算レートでおよそ570円です。)順路は
示されてありますから、自分で見て回りますと言えば、自由に見学
が可能です。


入口正面の休息所兼テイスティングスペースがこちらです。中国
でのワイン消費が急伸しているのは真実らしく、造っているワイン
(大半が赤ワインとの事)のほとんどが欠品状態でした。
中国で食べられている料理の味わいを考えると、白ワインよりも
赤の方が活躍できるのが明確ですので、ワインと言えば赤(紅酒)
と言う中国の考え方には納得です。
次回は博物館内部を探索します。