2014年1月9日木曜日

1993年生まれです。No.5

本日、紹介の赤ワインはフランス産です。世界最高峰に君臨する
と言われているフランス・ワイン。その中でも2代産地と言われて
いる内の一つがこの赤ワインの産地、ボルドー/Bordeaux。
ボルドーは地方、その中にメドック/Medocと言う地区があり、更に
その中にいくつかの村があります。その一つが下の画像のワイン
の産地、ポーイヤック/Pauillacです。このポーイヤック村から誕生
する赤ワインは力強く、しかし洗練され、品格があり、秀逸な酒質
をしています。
それはメドック地区にあるワインの格付けの1級を見ても明らか
です。4つある1級の造り手(シャトー/Chateaux)の内、3つもが
この村にあるのですから。
この赤ワインは格付け2級。1855年以来、格付けの見直しは
ないのですが、見直しがあるとすれば、この赤ワインは限りなく
1級に近いと言われてる高評価の造り手なのです。
ポーイヤック村の赤ワインはカベルネ・ソーヴィニョンを主体に
メルロなども使って造られ、現地では子羊の香草焼きなど香味
野菜の風味の効いた料理と共に楽しまれています。


Chateau Longueville an Baron de Pichion Longueville 1993
シャトー・ロングヴィユ・オー・バロン・ド・ピション・ロングヴィユ 1993
造り手:ピション・ロングヴィユ
産地:ポーイヤック/Pauillac(フランス、ボルドー/Bordeaux)
品種:カベルネ・ソーヴィニョン/Cabernet Sauvignon主体
相性の良い料理:脂肪分の多い、コッテリとしたコクのある料理。
チーズなら・・・ブリー。青カビタイプ。
飲み頃温度:19度。
<まろやかなフルボディー> 31,500円


20年の年月を経て、酒質の洗練により生成したオリがあります。この
オリは一度舞うと沈み、ワインが清澄するまで時間がかかります。成人
の日に楽しみたいのでしたら、数日間は静置し、オリ沈めをしなければ
なりません。成人の日に楽しむのならば、お買い求めは本日中がベスト
です。そして、すぐにワインを飲む予定の場所に静置し、オリ沈めをして
下さい。


この悔しさがあるから、今の日本代表がある。10月28日のドーハの悲劇。
ワールド・カップ出場の権利が終了目前で手中から滑り落ちた日。これも
1993年の出来事です。