2013年11月12日火曜日

奥深きイタリアワイン

Mayolet/マヨレ、Minella/ミネッラ、Ortrugo/オルトゥルゴ
Oseleta/オゼレタ、Pelaverga/ペラヴェルガ、Susumaniello
ススマニエッロ、Vitovska/ヴィトヴスカ、これらが何だか
判りますか?もし知っていたなら、あなたはイタリアワイン
の大家に違いありません。


イタリアワインの知識を深める為の教材は色々あります
が、今、入手できる物の中で最も記載事項が正確なの
は上の画像の書籍でしょう。
その中にイタリアワインになるブドウが多数記載されて
います。今まで認定試験やコンクールに備え、イタリア
ワインの知識を深めて来ましたから、知らないブドウは
もうあまりないんじゃないかと高を括っていた所、それは
とんでもない大間違いでした。この冒頭に記載した単語
は全てイタリアのAutoctono/アウトクトノ(土着固有品種)
で、この本を手にするまで知らなかった品種です。
世界中のワイン産地がCabernet Sauvignon/カベルネ・
ソーヴィニョンやPinot Noir/ピノ・ノワ、Chardonnay/
シャルドネやSauvignon Blanc/ソーヴィニョン・ブラン等
の国際メジャー品種に傾倒する中、その国、その産地
に土着する品種、固有の品種を見直し、いにしえに回帰
する大きな流れも出来ています。その主流がイタリア。
様々な土着品種、固有品種から、その品種をラベルに
記載するヴァラエタル・ワインが誕生し、個性の豊かさを
競い合っています。


日頃からワインを一緒に楽しむ仲間がイタリアワインに
フォーカスし、それを極め、その延長でコンクール制覇
を狙っています。その手伝いをここ数年して来ているの
ですが、いつの間にかイタリアワインの奥深き底なし沼
に足を取られ、ワインライフの半分近くをイタリアワイン
に費やす日々になりました。
その様な感じですので、店の品揃えもイタリアワインの
ヴォリュームが増え、上の画像の様に左の棚以外の
棚は全てイタリアワインで、年内にはこちらのスペース
を全てイタリアワインにする予定でいます。
1,500~高くても4,000円のヴァラエティーに富んだ商品
を品揃え。イタリアンの店売り用にも、イタリアワイン
好きの方にも、そしてイタリアワイン・コンクール対策
をしたい方にもパーフェクトな対応が可能になります。
集えイタリアワイン・ラヴァーの皆様。WINE HOUSEは
そんなあなた達を応援し、一緒にイタリアワインの大家
へと進化して行きます。



まだまだある未知の品種。
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お知らせ
11月13日(水曜日)は、取引先輸入元主催のイタリアワイン
試飲会に参加の為、臨時休業致します。この試飲会には、
造り手の来日もありますので、色々な情報も併せて入手し、
皆様に還元致します。
ご来店予定だったお客様にはご不便をおかけ致し、誠に
申し訳ございません。