10月も今日で終わりか、と思いカレンダーを見たら、もう
あれから2週間。2週間前の今日は決戦の日でした。今
から思い返せば、足りないものがあったのです。いつも
皆に言っている事ですが、勝負は自滅、自爆した人
が敗れるのです。
ワインアドバイザー全国選手権は毎回5~6名が決勝に
進みます。自分が出た時も含め、冷静に観察すると自滅
自爆していない人は必ず3位以内になります。と言う事は
普段通りに事をこなしていれば、勝手に上位3位圏外に
出て行ってしまう人がいるのですから、3位以内確定なの
です。
では、今回の敗因は何だったのでしょうか?一つは準備
の範囲が狭かった事、もう一つは己を律せなかった事。
これに尽きるでしょう。己を律するとは、一定の規範を
設けて統制、管理する事。規範とは判断、評価、行為
などの基準となるべき原則。
例えば、ワイン・テイスティングです。ボルドー系品種から
造られた赤ワインは色合いが濃く、ブルゴーニュ系品種
から造られた赤ワインは色合いが薄いと言う原則があり
ます。それにも関わらず、ブラインド・テイスティングの時
色合いの濃い赤ワインをピノ・ノワと答えてしまう。普段
は色合いが濃いので、可能性のある品種にピノ・ノワは
ノミネートしていないのですが、己を律する事が出来て
いない為、普段通りに出来ない。これが自滅、自爆です。
勿論、例外もあるでしょうが、基本は原則重視です。
コンクールが終わって慌ただしく過ぎた2週間。自分を律する
事が出来なければ、ゴールに到達出来ない事を第7回広島
大会に続いて思い知らされました。今回のチャンピオンの
長谷部さんは、「越えられない1位の壁」と自分で思っていた
ハードルを見事にクリアしました。彼は過去の経験から勝利
の為の何かを見つけ、シッカリと身に付けていたのです。
コンクールで苦杯を喫したあなた、認定試験で苦杯を嘗めた
あなた、くじけている暇はありません。何度も繰り返し勉強し、
何度も繰り返しテイスティングし、規範を創り、自分を律し、
目標を達成しましょう。当店の近くにいる方は集って、一緒
に進んで行きましょう。お手伝い致します。