2013年2月3日日曜日
第9回ワインアドバイザー全国選手権大会
私達、ワインアドバイザーにとって日本ソムリエ協会が主催する
最も権威ある大会、ワインアドバイザー全国選手権大会は3年毎
に行われています。第1回は1995年に東京で開催されました。
コンクール参加には賛否両論ありますが、個人的な考え方では
参加出来るコンクールがあるのであれば、そのチャンスを逃さず
挑戦するべきだと考えています。
コンクールに挑戦し、そのコンクールで上位入賞、いや優勝する
には様々な準備を怠りなくしなくてはなりません。
*筆記試験の為の世界中のワイン産地に関する知識の習得
*テイスティング試験の為のテイスティング能力の向上
*接客試験の為のホスピタリティーの表現力
など、それらをパーフェクトに身につけようとしたら、いくら時間が
あっても足りないでしょう。
実はこのコンクールへの挑戦は第1回から続いています。未熟
だった当時は予選は突破したものの、準決勝で敗退してしまい
ました。その情けなさを糧に挑戦し続けたものの、第2回大会
は予選敗退、第3回大会は再び準決勝で敗退。そして第4回
大会は予選敗退。なかなか結果が出せず、あきらめかけた事
もありました。
しかし、この第4回大会で同じ支部の方が見事に優勝し、俺も
彼に続いてやるぞと闘争心に火がつき、今までとは全く異なる
手法でコンクールの準備に取り掛かりました。その甲斐あって
第5回沖縄大会では3位になり、頂点を目指すにはあと何を
すれば良いかが見えました。
そして挑んだ第6回幕張大会。ブラインドテイスティングで差を
つけられなかった事が響き、残念ながら2位。優勝するには
わずかな差を創る運も繰り寄せる事が出来ないとダメだ。そう
強く感じた大会でした。
2003年の3位、2005年の2位以降は2007年第7回大会で決勝
に進出するものの3位以内には入れず、2010年の第8回大会
(この大会から3年毎の開催)は挑戦するものの、予選直前に
持病のアレルギーがひどくなり、コンディション不良で予選に
参加する事が出来ませんでした。
あれから3年、再びコンクール開催の年がやって来ました。
往生際の悪い奴と言われるかもしれませんが、この大会は
優勝して終わりたい。どうしても達成したい。それだけこの
大会への思い入れがあります。本大会前の予選が5月12日
に行われます。それを突破し、ようやく本大会出場です。
3ヶ月間、寸暇を惜しんで、備えたいと思っています。その為
ブログの更新頻度が下がります事をお許し下さい。
コンクールで勝つ為に習得する様々な事は、必ずお客様に
メリットをもたらします。そう信じて、ゴールを目指します。
どうか見守って下さい。お願い致します。