2012年12月21日金曜日

アジアから世界へ


それは2005年の事。パリのマドレーヌ駅近くにLAVINIA/ラヴィニア
と言うワイン専門店があるのだが、そこでアッパー・カットをもらった
かの様な衝撃を受けた。
入口を入った直ぐのエリアにSULA/スラと言うワインが大量陳列
され、更に店内に張り出された品種別売上ランキングのトップ3に
全てのワインがランクしていたのです。
そのワインはインド産。当時、インドのワインがある事は知っていた
ものの、ワイン大国のフランスで評価される程の品質を備えた商品
が造られているなんて微塵も思っていませんでした。そのワインを
テイスティングする真にその瞬間まで。
Sauvignon Blanc/ソーヴィニョン・ブラン、Chenin Blanc/シュナン・
ブラン、Viognier/ヴィオニエから造られた白ワイン。Shiraz/シラーズ、
Zinfandel/ジンファンデルから造られた赤ワイン。これらに対峙した
自分の五感はそのインパクトのあまり、テンションが上がりまくり
だった事を覚えています。
インドと言えば、暑いと言うイメージ。とてもワイン用のブドウが育つ
とは思えません。しかし、日本が北海道から沖縄まで南北に長く、
また海岸線に近い地域から丘陵、山地、山岳地域と様々な地形が
ある様に、インドもその国土の中で地形は多様。選びさえすれば
ワイン用ブドウの栽培に適した場所は当然あるのです。
インドのワインのメッカは北西部にあるNashik/ナシク周辺。平均
標高560メートルの高地で、日中の気温は高いものの、日没後は
その気温が急激に低下。日中との寒暖の差にメリハリがあり、
これはワイン用ブドウの生育にとって最適な条件なのです。また、
高地での栽培は太陽光を直角に近い形でブドウが得る事ができ、
平野での角度のない太陽光よりもブドウの生育、成熟をより良く
促します。
もはや良いワインは特定の生産国のものではありません。良質
のブドウが育つ畑を確保でき、才能ある造り手がいれば、そこに
素晴らしいワインが誕生するのです。
ナシクは神に選ばれたワインの為の地。そこで育まれたブドウ
はワインへと姿を変え、品種本来の個性を備えたナチュラルな
そして品位ある酒質で世界中のワイン・ラヴァーを楽しませて
くれています。



こちらがナシク。この画像を見ただけでもインドのイメージが
全く違う方向を向いていたと自覚出来ます。 ワインは畑で
その潜在的品質の全てが決まると言っても過言ではないと
言われています。
ナシクから世界に進出したスラ。彼らとそのワイン達の野望
は世界のワイン市場を席巻し続けます。


スラが所有するシラーズの畑の中から選ばれた特に優れた
ブドウで造られる超レアワイン。その質が基準をクリアしない
とこの商品は市場に出ません。
*Rasa 2011 Nashik Shiraz / ラサ 2011 ナシク、シラーズ
相性の良い料理:脂肪分を含んだ旨味のある料理。
           チーズなら・・・パルミジャーノ。
                    チェダー。
飲み頃温度:16~18度。
<まろやかなミディアム~フルボディー>
3,675円


こちらは見た目もその酒質も優美なスパークリング・ワイン。
間もなくやって来るXmasに華を添える逸品です。
*Sula Brut Rose / スラ、ブリュット・ロゼ
相性の良い料理:素材の持つ優しい甘味を生かした軽やかな
           味わいの料理。
           チーズなら・・・モッツァレッラ。
飲み頃温度:8~10度。
<軽く、まろやかな、やや辛口>
2,100円
シャンパーニュ(シャンパン)を造るブドウ、Pinot Noir/ピノ・ノワ
Chardonnay/シャルドネを原料に、同じ伝統的製法で造られて
います。
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その他にも3種類の白ワイン、1種類のロゼワイン、1種類の赤
ワイン、1種類のスパークリング白ワインがあります。