2012年12月17日月曜日
大自然に育まれた逸品
原料ブドウの個性の活きた逸品揃いのワインなのに、隣国の様
には市場を席巻出来ていなかったアルゼンチン。国内での消費
が旺盛だった為、ビジネスを海外に求めなくても良かった事も
原因のひとつでした。
そのアルゼンチンがチリに対抗するかの様に1,000~2,000円の
価格帯の強力な商品をワイン市場に送り続けています。隣国の
チリとは険しいアンデス山脈を国境とし、上の画像の様な大自然
の中、畑での病害虫による被害少なく、良質なブドウから品種別
の多様なワインが生まれています。
アルゼンチン・ワインの最大の特徴は原料ブドウの持つピュアな
特性をそのままワインに移し造られている事。品種が違うとどの
様にワインが異なるのかを実感するのに最適なワインなのです。
また、樽風味が過度でなく、その酒質は洗練されていて、様々な
料理とのマリアージュを堪能出来るワインでもあります。
今回、入荷して来た2種類のワインはどちらもその特徴を明確に
備え、販売価格が安すぎなのでは?と疑問を呈してしまう程、
コストパフォーマンスに優れています。南米にはチリ・ワインだけ
でなく、アルゼンチン・ワインありと大いに認識させてくれる逸品。
この機会にあなたのレパートリーに加えてみませんか?
*Salentein 2011 Valle de Uco Chardonnay Reserve
*サレンテイン 2011 ヴァジェ・デ・ウコ、シャルドネ・レセルヴェ
相性の良い料理:わずかな脂肪分を含む素材、バターや
オリーヴ・オイルを使用した料理。
チーズなら・・・ゴーダ。
飲み頃温度:10~12度。
<コクのある辛口>
2,100円
シャルドネの白ワインと言えば、フランスのブルゴーニュ。その
地でこの白ワインと同等のレヴェルのワインを手に入れるなら
少なくとも6,000円は必要です。
*Salentein 2010 Valle de Uco Malbec Reserve
*サレンテイン 2010 ヴァジェ・デ・ウコ、マルベック・レセルヴェ
相性の良い料理:脂肪分の多い、コッテリとした、コクのある
料理。
チーズなら・・・ブリー。青カビタイプ。
飲み頃温度:18~20度。
<まろやかなフルボディー>
2,100円
マルベックはもともとフランスのボルドーの品種。それが今では
本国でなく、このアルゼンチンに適地を見つけ、マルベックから
造られた赤ワインは最もアルゼンチンの赤ワインらしいと評価
される様になっています。
香りの高貴さ、果実味と渋味のしなやかなハーモニー。そこに
優美にアクセントを添える木樽からの成分。重厚さと力強さ、
美しさが全て兼ね備わったワインです。

