本日はもうひとつの白ワインを紹介します。昨日と同じ造り手Chapel Down/
チャペル･ダウンが造るChardonnay/シャルドネの白ワインです。このブドウ
の原産地はフランスのBourgogne/ブルゴーニュ。Chablis/シャブリ地区や
Cote d'Or/コート・ドール地区から数多くの銘醸ワインが誕生しています。
そして、今、イギリスからそれらにも見劣りしない白ワインがシャルドネから
誕生しています。
画像のワインがそれ。ブラインド・テイスティングしたら、Chablis Premiere
Cru/シャブリ・プルミエ・クリュと間違えそうな驚きの品質。リンゴ酸の切れ、
ミネラル感の骨太さは真にブルゴーニュと同じ白亜質から生まれた事を
証明しています。
もはや、偉大なシャルドネの白ワインはブルゴーニュ地方の独占ではない。
そう強く感じます。
近年、ワイン造りの環境が極めて高いレヴェルで備わって来たイギリス。
画像の様にブドウ畑の新植が盛んに行われ、更なる飛躍を狙っています。
また、将来を見すえ、温暖化対策として、フランスのワイン生産者、特に
Champagne/シャンパーニュのいくつかの造り手はイギリスでのワイン生産
スパークリングワイン生産の為、畑の購入をし始めている様です。
ますます目が離せないイギリスのワイン。明日からは赤ワインを紹介します。
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Chapel Down 2009 Tenterden Chardonnay
チャペル・ダウン2009テンターデン、シャルドネ
相性の良い料理：柑橘類の酸味や青みの薬味、ハーブが良く合う淡白な
味わいの料理。
チーズなら・・・シェーヴル（山羊乳）タイプ。
飲み頃温度：6～8度。
＜軽く、爽やかな辛口＞
3,150円
