2011年12月6日火曜日

コッテリとした料理と


12月になると多くの輸入元から特別条件の付く、納入価格案内が届く。
年末、年始の用意で何かと出費のかさむ時期。非常にありがたい事だ。
そして、日に日に寒くなる今、コッテリとした味わいの料理を食べる機会
が多くなる。今日はそんな料理に非常に良く合う赤ワインを2種類紹介
します。
イタリアは20州ある全土でワイン造りが行われていて、気象条件や地形
などの影響で多様なワインが各地にある。赤ワインと言っても、山麓の
ワイン、丘陵のワイン、平野のワインで大きく酒質が異なる。
大まかに見ると、北部ではNebbiolo/ネッビオーロから非常に重厚で長期
熟成が可能な赤ワインが生まれ、中部ではSangiovese/サンジョヴェーゼ
から赤身肉に合いそうな香味を備えた、味わいの深い赤ワインが生まれ
ている。
その2種類はジビエ(山麓に生息する野生のシカ、イノシシ等)に合わせ
楽しむ事が多い。最近、この日本でも野生動物による農作物への被害
が深刻化し、一定数量の狩猟が盛んに行われ、道の駅などでジビエを
購入出来るようになった。また、町興し対策でジビエを使用したカレーや
ハンバーグ等も購入出来る様になり、渋味の強い、重厚で味わい深い
赤ワインを家庭でもそれらと一緒に楽しめる環境が整っている。
今日、紹介する2種類のイタリア産赤ワインは是非、そのジビエと共に
楽しんでほしい。もちろん、鴨肉や牛肉のすき焼きでもOK。天然ブリの
刺身や照り焼きにもOK。普段、食べる家庭料理とではなかなか一緒
に楽しめないパワフルな赤ワインをこの機会に是非、お楽しみ下さい。
*Villa Puccini 2008 Vino Nobile di Montepulciano
ヴィッラ・プッチニ2008ヴィノ・ノヴィレ・ディ・モンテプルチャーノ
飲み頃温度:18~20度。
<まろやかなミディアム~フルボディー>
1,890円が今だけ1,575円(画像右)
*La Valle dei Re 2006 Barolo
ラ・ヴァッレ・デイ・レ2006バローロ
飲み頃温度:18~20度。
<まろやかなフルボディー>
3,150円が今だけ2,625円(画像左)