ニュー・ヨーク州ロング・アイランドのノース・フォークにあるワイナリー、
Raphael/ラファエル。このワイナリーが造り出すワインの傾向は木樽熟成
をしていても、木樽からの要素が出しゃばらず、原料ブドウの個性、持ち味
をピュアに感じる。それが白ワインであっても、赤ワインであっても。
画像のワインはこのワイナリーの上位レンジの赤ワイン。Merlot/メルロを
主体にCabernet Sauvignon/カベルネ・ソーヴィニョンからのワインをブレンド
し、フレンチ・オーク樽で熟成をしている。その香味はアメリカのワインであり
ながら、ブラインドでテイスティングすればフランス、ボルドー地方のSaint-
Emilion/サンテミリオンの銘醸ワインに匹敵するレヴェル。それが今なら、
3,000円に消費税で買えてしまうのだから、超お買い得だ。
実はこの何回かで紹介して来たニュー・ヨーク州のワイン。日本でもなかなか
お目にかかれないが、州内のマンハッタンででさえ、お目にかかるのは非常
にまれ。なので、特にロング・アイランドのワインを楽しみたければ、ロング・
アイランドに行く事が一番の良策。
が、マンハッタンでも多くの種類のロング・アイランド産ワインを楽しめる所が
ある。それは画像のレストラン、HOME/ホーム。ここでは食材、ワインの全て
がニュー・ヨーク州産。今で言う所の地産地消だ。もし、ロング・アイランドに
足を伸ばす事が時間的にかなわないのなら、是非、このレストランを訪れ、
ニュー・ヨークのスペシャルティーに下鼓を打ってほしい。
ついでだが、このレストランのオーナーはノース・フォークのShinn Winery
/シン・ワイナリーを所有しているので、そのワイナリーのワインも逃さずに、
楽しみましょう!!
ニュー・ヨークに行く楽しみは観光、買い物、野球観戦だけではないですよ!!
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Raphael 2001 North Fork of Long Island Merlot Estate Bottle
ﾗﾌｧｴﾙ 2001 ﾉｰｽ･ﾌｫｰｸ･ｵﾌﾞ･ﾛﾝｸﾞ･ｱｲﾗﾝﾄﾞ､ﾒﾙﾛ､ｴｽﾃｰﾄ･ﾎﾞﾄﾙ
5,250円が今だけ、3,150円
相性の良い料理：脂肪分の多い、コッテリとした、コクのある料理。
チーズなら・・・ブリー。青カビタイプ。
飲み頃温度：18~20度。
＜まろやかなミディアム～フルボディー＞
