2011年10月19日水曜日
NYワイン、今だけ特価
2002年に初めて訪れ、衝撃を受けたワイン産地。そこは私達、ワイン業界
で働いていても、ほとんどの人が知らない未知の産地。
アメリカのワインと言えば、誰もがカリフォルニア・ワインと答える。そして、
最近ではオレゴンもポピュラーになって来た。しかし、アメリカにはまだまだ
素晴らしいワインを生み出す地がある。そこは誰でも知っている観光地と
同じ州内にある。
ニューヨーク州ロング・アイランド、ここはマンハッタンのペン・ステーション
から電車で2時間程の所にある。風光明美でなだらかな丘陵、静かな海や
美しい入り江など自然に溢れたエリア。気候は海洋性で、有名なワイン
産地ではフランスのボルドーと似ている。
ロング・アイランドを初めて訪れた2002年にはワイナリーが26あり、3年連続
して訪問し、全てのワイナリーでテイスティング、畑や醸造施設の見学をした。
それが数年も経てば、その地にあるワイナリーは総数43、倍近く増えている。
これはうっかりしていた。未知のワイナリーが多過ぎる。早速、来年から再訪
し、ワイナリー巡りをしなくては。
このロング・アイランド産のワインがとにかく凄い。同価格のカリフォルニア産
ワインと比べたら、圧倒的なコストパフォーマンスがある。そして、何より原料
ブドウの持ち味をそぐ事なく、木樽の要素を控えめにし、力強くも優美な酒質
に仕上がっている所が良い。
今回、Merlot/メルロの赤ワインが3種類、Chardonnay/シャルドネの白ワイン
が1種類新着した。これらのワインの輸入元の好意で今、特別価格で店頭
販売している。このチャンスに是非、ロング・アイランド産ワインに挑戦し、
アメリカ合衆国にニューヨーク・ワインあり、と実感して頂きたいと思います。
特別価格での販売は今月末までを予定しています。皆様の果敢なる挑戦を
お待ちしております。