2011年9月21日水曜日

カラーヴァリエーション


これは南フランスのプロヴァンスにあるロゼワイン研究所のWebから
転用したロゼワインの色合い、色調の多様性を一覧にしたもの。ロゼ
と一言で言えない程、その多様性に驚かされる。
右上から左斜め下に向かって色調が濃くなっている。これはワインの
渋味が強くなって行く事を表している。そして色合いは赤みが強い程
ベリー果実などのフルーツ感を多く感じ、オレンジ色の色合いが強い
程、フルーツ感よりも複雑な香味の方が主体になっている。
今の季節、秋刀魚、天然茸などと食する時、ロゼワインを合わせるの
なら、香りと香りの調和に違和感を感じない様に、オレンジ色の色合い
が強いロゼワインの方がベター。そして、色調が薄いよりも、濃い方が
より良い選択。
血が滴る様な食材を使った料理なら赤ワインでも良いが、魚の血合い
や自然の土を感じる様な食材を使った料理なら、料理の味わいを引き
立てる為にも、料理と共存できるロゼワインがピッタリ。
秋刀魚、下り鰹、天然茸が手に入ったなら、是非、当店へお越し下さい。
食材、調理法を考え、最適なロゼワインをお勧め致します。