2011年9月17日土曜日

秋刀魚、サンマ、さんま


先日、紹介したタレカツバーガー、現在も販売継続中でした。
感違いしていて、すみませんでした。まだ食べていないなら、
是非、挑戦してみて下さい。その時はロゼワインと一緒に!
マヨネーズは抜きでね。


揚げ物とロゼワインの相性の良さは文句のつけ所がない程。
画像の様なシンプルな鶏のから揚げとのハーモニーも同様。
但し、ピリ辛味の鶏のから揚げなら、赤ワインの方がベター。
ワインと言うと、フォーク&ナイフの少々気取った料理とでない
と一緒に楽しめないのではとお考えの方!そんなことは全然
ないです。
多種多様なワインならではの楽しみが出来ます。漬物にも
ワイン、日本そばにもワイン、キムチにもワイン、どんな食べ物
にだって必ず一緒に楽しめるワインはあります。お勧めします。
当店にお越し頂き、あなたが楽しもうとしている料理を教えて
下さい。ピッタリの1本が見つかります。


去りゆく夏。訪れた味覚の秋。物静かな長い夜に、虫の音を
聞きながら、秋刀魚とワインのマリアージュを楽しんでみては
如何でしょう。
なかなか家庭では作らないでしょうが、今日は軽めの酒質の
辛口ロゼワインに合う、秋刀魚の炊き込みご飯を紹介します。
館林市本町にある大衆割烹の店「昇風(しょうふう)」、ここで
毎月、ワインを楽しんでいる。料理メニューはあるけれど、
前もってお願いすれば、ある程度の融通がきく店。そして、味
の方は、同じ食材を使った料理ならば、あの吉兆やなだ万など
の超高級日本料理店と同レヴェルの味を楽しめ、料金はケタ
がひとつ少なくて済むと言う、庶民には非常に有り難い店なの
だ。
この店の秋刀魚の炊き込みご飯の素晴らしさと言ったら筆舌
に尽くし難い。真に絶品。秋刀魚の旨味がご飯に染み込み、
繊細にとった出汁を含んだご飯はその秋刀魚の旨味と至福の
ハーモニーを奏でている。そんな旨味ある味わい深い料理には、
酸味のシッカリした白ワインや渋味のガツンと来る赤ワイン
よりも、軽い渋味とまろやかな旨味を備えた優美な酒質のロゼ
ワインを合わせたい。
画像のワインだ。南フランスのロゼ、現地ではそんな酒質の
ロゼワインをサマーワインと称し、この季節に大いに楽しんで
いる。
Domaine la Grangette 2010 La Saignee de Rose
ドメーヌ・ラ・グランジェット2010ラ・セニェ・ド・ロゼ ¥1,780
このロゼワインには見た目がきつね色の料理や淡い茶色の
料理が良く合う。
あなたも行きつけの店にお願いし、秋刀魚の炊き込みご飯を
持ち帰りにし、家庭でこの優美なロゼワインと一緒に楽しんで
みませんか?



同じ秋刀魚でも塩焼きなら白ワインが良いが、秋刀魚に
レモンを絞ったり、ポン酢をかけるのなら、酸味の効いた
軽快な辛口白ワインが良い。大根おろしに醤油をたらし、
秋刀魚と共に食すのなら、コクのある辛口ロゼワインか
渋味の多過ぎないライトボディー~ミディアムボディーの
赤ワインの方がベター。
魚料理には白でしょ?いえいえ、そんなことはありません。
脂の乗っていない白身魚なら白ワインでしょうが、醤油で
調理した魚やハマチ、サバ、トロなど脂の乗った魚なら赤
ワインの方が断然合います。
ワインと料理の組み合わせは魚肉で決まるのではなく、
基本はワインと料理の色で決まるのです。以前のブログ
に乗せてありますので参照してください。